デッサン講座HOME > 展開コース > 自画像を描く

針金とコピー用紙ラップで包んだ日用品紙立体を描く手を描く新聞を持った自画像 ・ 自画像を描く ・ 文房具を持った手工具を持った手

自画像を描く

自由課題製作

基本的なデッサン力(形態の把握、材質感の描写、構図・構成、など)が、身についていると思われる人を対象としたコースです。
2つの課題傾向(ルーム)を柱として、それぞれのモチーフ設定の自由度を高めた内容になっています。
じっくりと制作していただき、より充実した作品制作に向けてのアドバイスをおこなっていきます。

課題グループ
1:静物課題…卓上モチーフ(自由に設定、室内風景(部屋の片隅など))
2:人物課題…手を描く、自画像を描く、モデルを描く

展開05-B-3
自画像を描く

自画像を描きましょう。
出来るだけ大きめの鏡に自身の半身(胸くらいまで)を映してじっくりと制作してください。動きやポーズに気をつけて、顔面だけになったってしまったり証明写真のようにならないように、構図を考えてください。また、制作する際の室内の光線状態などにも気を配ると良いでしょう。
似顔絵ではありませんから、無理に?美化するなどの気遣いは無用です。また、写真を撮ってそれを見ながら描く、写真模写ではいけません。
この課題に投稿する

投稿者:ciaineko
投稿日:2007/09/06

画像を拡大する

前回も大変丁寧なご講評をありがとうございました。前作でいただいた注意点にできるだけ気をつけて再挑戦してみました。どうしても大きな明暗よりも小さな明暗やパーツに目がいってしまう様で、自然な立体感や存在感が無く平面的な感じがしてしまいます。ご指導どうぞよろしくお願いいたします。

講師より 講評日:2007/09/09

ひじょうに丁寧に細部まで神経を行き届かせた好感の持てる作品です。
前作でのアドバイスに対しても誠実かつ意欲的に対応されていて、その成果も出てきていると思います。

前作に比べて大きなボリュームのまとまりが感じられてきましたし、決して「平面的」ではありませんが、頭部と首の繋がりや背面のかたちが感じられない点などにやや不満が残るところです。そのために、全体としては若干不自然さを感じさせてしまう仕上がりとなっています。
細部まで丁寧に観察して手を抜くことなく描いてはいるのですが、やはり全体とのバランス・大きな関係をしっかりと把握することが十分に出来ていないために、目・鼻・口などのパーツばかりが目立ってしまうということになっています。

自画像の場合は描いている時に細部が気になり始めると、とことん近寄って細部を観察できるというメリットともデメリットとも取れるような要素が大きいように思います。全体感を掴むトレーニングの一環として、大きめの鏡を使ってある程度の距離(ちょっと遠いかなというくらい)で制作することや、水彩や墨汁で太い筆のみを使ってクロッキー(短時間のスケッチ)をしてみるのも良いのではないかと思います。また、極端なライティング、真横や真上から強いライトをあてる、なども全体感や骨格を掴む手助けになるのではないかと思います。
また、一度手のデッサンにも挑戦してみてください。顔よりも小さく、目や口ほどに目立つパーツもないので、全体感やつながり・骨格などが意識しやすいだろうと思います。そういったところで感覚を掴んでみるのもひとつの方法です。

今回は☆3,5個といった感じです。この調子でがんばってください!!(U)


評価3 この記事の固定リンクを表示する
投稿者:ciaineko
投稿日:2007/07/27

画像を拡大する

いつも丁寧なご指導をありがとうございます。はじめて人物を描いてみました。全体を意識することを忘れずに、と思っていてもついパーツに目がいってしまい、チグハグ感が気になります。どうぞよろしくお願いいたします。

講師より 講評日:2007/07/29

誠実なまなざしを感じるデッサンです。
努めて全体感を意識しての制作も非常に良いと思います。コメントにあるような「チグハグ感」は特に感じません。全体と部分の関係は結構うまくいっているのではないでしょうか。

その一方で、かたちの捉え方・描き方、特に量感の表現が、やや無機的で単調になっています。そのせいで、見えない部分のかたちがうまく感じ取れないといったことが出てしまっています。それがciainekoさんにとっての「チグハグ感」に繋がっているのではないかと思われます。

例えば顔面は、目・鼻・口などの目立つパーツを除くと、単調なかまぼこ状の半立体的な量感(ボリューム)が見えてくる程度で、頭蓋骨の骨格や後頭部の形を感じることが出来ません。
首から胸・肩にかけても同様で、手前への曲面のふくらみは感じますが、丸太のような単調な形態になってしまっています。顎から首へのつながりも不自然で、頚椎と頭蓋のつながりがずれて見えるなど、骨格的な違和感が生まれてしまっています。少しだけ見える肩のラインも、ややぞんざいな表現で、体の厚みが歪みを伴って感じられ、これもまた骨格の違和感につながっています。
髪の毛も丁寧に描かれてはいますが、調子の変化や髪の束をひとつの塊として捉えた場合の面の方向性や奥行きなどが充分に表現されていないために、顔面も含めて全体がやや平板な印象になっています。

これらの解決のためのトレーニングとして、
1・髪の毛を後ろでひとつにまとめる等して、頭部の形をなるべくスッポリと見やすいようにしてみましょう。特に耳付近が髪で隠れないようにしてみてください。
2・鏡をなるべく大きなものを使い、移る角度・特に視点の上下を工夫してみましょう。例えば、やや低めに置く等して、顎の下面や鼻の下面など、普段洗面所の鏡などではあまり見えない部分を見せるような角度に設定してみましょう。少しだけでも異なる角度から見てみると、形のつながりや成り立ちに気付くきっかけになります。
3・明暗が比較的わかりやすく出来るように、ライティング・光の方向をくふうしてみましょう。影の出来方などによって、面の方向の違いなどがよりわかりやすくなります。またそれによって、耳と肩など離れた場所の前後関係なども、表現しやすくなるということもあります。
4・鉛筆のタッチを、縦・横・斜めの直線による几帳面な揃え方でのハッチングにこだわらず、もっと自由で柔軟なタッチを入れていきましょう。筋肉や骨格に流れなどに沿った線や、硬めの鉛筆で塗りこむような面を作る、など、その部分の質や表情に応じて、いろいろな表現を試してみてましょう。

すぐに成果が現れるところと、じっくりと取り組みながら徐々に身についていくものとがありますので、根気よく、今回の作品のような誠実な観察を続けながら取り組んでください。
次作を楽しみにしています。(U)

評価3 この記事の固定リンクを表示する
投稿者:mirikuya57
投稿日:2006/12/30

画像を拡大する

かなり丁寧に描いたつもりです。
これまで何枚か投稿させてもらっているのですが、
いつも2つ星で、
何処が悪いのかわかりません。
丁寧に描いてはいけないのですか?
アクセント(アウトラインに頼りすぎと、前回言われたのですが)
は何処に重点を何処におけばいいのですか?
また、何処を軽いタッチにすればいいのですか?

講師より 講評日:2007/01/03

アイドルのブロマイドのような可愛らしい笑顔が印象的な作品です。
前回の自画像、ひも靴などの他の課題に比べて、全体のトーンが柔らかくなって、作業が密度を増しているところは、「かなり丁寧に」描いた効果の出ている点だと思います。

丁寧に描くことはもちろん良いことです。ぜひ、これからも丁寧に描いて欲しいと思います。
ただ、ここで使われている「丁寧」という言葉の意味するところは、単に線を引いたり面を塗りつぶしたりする「作業」をゆっくり慎重にやるということだけではありません。むしろ、誠実に対象と向き合うことによって、一般的にはあたりまえのこととして見過ごされてしまうようなこと(例えば、指がこう曲がるのはここにこんな形の関節があるからなんだなぁ、など)を、自分自身で実感を持ってたくさんの「発見」をすることに、じっくりと取り組むことを意味していると言えます。
ですから、表面的な仕上がりや効果の出来不出来のみに一喜一憂するのではなく、見つめる対象とじっくりと向き合ってその本質的なところまで手が届くまで、鉛筆という武器で、デッサンという手法を使って、格闘してみてください。それなりに時間も必要なことですから、焦らずに立ち向かって欲しいと思います。

作業的な丁寧さにばかり気が向いてしまうと、ある程度の段階以降はほとんど対象を見ないで、半ば機械的に手が動いてしまっていることがよくあります。例えば今回の作品でも髪の表現などはその傾向が出ているようです。髪の毛一本いっぽんを丁寧に作業してはいますが、本物の髪の毛一本を根元から毛先まで追いかけるような実物に迫る描写ではありませんし、髪の生えた頭部の形態・頭蓋骨がある感じのリアルさも伝わってきません。髪の毛風の線がたくさん引かれているだけ=観察から離れた作業の積み重ね、に見えてしまいます。
もちろん、実際に髪の毛を1本ずつ全て描くことは無理ですし、デッサンとしては意味のないことではありますが、髪の生え際や毛先の表情、髪の重なり具合などをしっかりと観察して心底納得のいくまで描いたり消したりしてみてください。
出来れば、今回の作品をもう少し描き加えてみたら良いと思います。例えば、前髪と額の関係(どれくらい離れているのか、どのように影を落としているのかなど)が、よくわからないのでそこに手を加える、同様に口の中も、何かをくわえているようにも見えてどんな形・状態なのかが不明な部分を、黒っぽく塗るだけでなく、暗い陰の中の様子まで描いてみる、などの仕事をしてみてください。そして今の作品と手を加えた作品が、どのようにどれくらい違って見えるか、を確認してみましょう。いずれも作業的にはとても丁寧にされている部分ですが、そのもの自体を描こうとする要素・仕事が不足しているために意図した方向とは違う出方をしてしまっているところです。「作業」と「描く」行為との違いに気が付きやすいポイントだろうと思います。

また、ポーズ、表情などもあまり作りすぎず、凝り過ぎず、まずはシンプルで自然であることを心がけましょう。ポーズや表情を固定するために写真に撮って、それを見ながらというのも避けてください。その上で、今の段階で注意するべきことは、アクセント云々などの描き方や技法的なことよりも、直截目で見ているモノをすべて描き取る意欲で「見つめる」ことに集中することです。作業技術的には充分な力量を持っておられるので、「観る」ことへの意識をシフトチェンジできれば、一気に5つ星も夢ではないと思います。期待しています。がんばってください。

また、ぜひ他の人の投稿作品や講評なども一通り見て、参考にしてください。ご自分にも当てはまることがあるなと思ったらそれを試してみましょう。
限られたスペースの中でそれぞれにポイントを選んで講評・アドバイスをしていますので、すべてのことがこの講評欄に書かれているわけではありません。しかし、多くの人に共通する問題点の指摘や改善のためのアドバイスがあちこちの講評コメントに残されています。このデッサン講座のより賢い利用法のひとつといえるでしょう。お試しください。

評価3 この記事の固定リンクを表示する
投稿者:mirikuya57
投稿日:2006/11/10

画像を拡大する

9年ぶりに絵を描きました。
タッチが、弱いと思われます。
HB,Hのみで描きました。
なぜそんなに薄い鉛筆を使ったかというと、
6Bと2Bでもう一枚かいたのですが、
絵が濃すぎてきつい絵になってしまったからです。
沢山鉛筆を使うと、どうしても集中できないので、
一本か二本の鉛筆でしかかけません。
陰影は、指先のみでぼかしました。
年寄りではないので、しわ等がかけず、
のっぺりとした顔になってしまいました。
自画像はもともと一番得意な分野です。
評価お願いします。

講師より 講評日:2006/11/11

キュートな似顔絵イラストといった趣の作品です。
自画像は得意分野とのことで、なるほど鉛筆に線にも伸びやかさが感じられ、一種の爽やかさ・小気味良さのようなものも出ています。

さて、「デッサン」という言葉の意味には、ものの形を把握すること、ものの有り様や成り立ち・存在をみつめること、理解すること、それらを観察・描写といった行為を通して自身の中に「実感=リアリティ」を形成していくこと、が含まれているのだと思います。絵の表面的なスタイルや技術、出来栄えなどを気にしすぎることなく、見つめるものに誠実に向き合って自分自身で「発見」したものを積み上げていくことが何よりも大切です。

実際に制作された画面サイズはどれくらいの大きさでしょう?自画像デッサンであれば少なくともF10号以上、できればF12号程度、画用紙サイズで言えばB2程度の大きさがあったほうが良いでしょう。じっくりと描きこめる大きさですし、またそうしなくては画面に密度が感じられなくなる大きさでもあります。
ぜひ、大きめの画面で密度のある制作をされることをお奨めします。
鉛筆については、紙の質や鉛筆のグレードなどに加えて、作者の好み(使いやすさ)もありますので一概には言えませんが、HBあたりを中心に硬軟を数段階使い分けるのが標準的なところだと思います。まずは、硬さの違う数種類の鉛筆で真っ白から真っ黒まで10段回程度の「面によるグラデーション」を作ってみるなどして、それぞれの鉛筆の性能をきちんと把握してみることからはじめてみましょう。(過去の投稿作品に対する講評をご参照下さい)
また、陰影を指を使ってのぼかしのみで描くのは、この段階ではかなり無理があります。暗部の形を丁寧に観察・描写するようにしましょう。
同時に、目・鼻などのわかりやすいパーツ、皺などの線で描き分けやすい要素だけに目を向けるのではなく、頬やおでこ、口の周りなど、いわゆる目立つ(描き易い)部分の回りやそれ以外のところの形に対して興味を向けてみてください。誤解を恐れずに言えば、むしろそちらのほうがはるかに大事な要素です。

得意分野から少し離れて、基本的な形態やそれらの組み合わせをテーマとした他のコースの課題にチャレンジしつつ観察することの基本を身につけていきましょう!がんばってください!

評価2 この記事の固定リンクを表示する
投稿者:naoyan
投稿日:2006/10/20

画像を拡大する

初めて自画像を描いてみました。

自己反省点はもっとタッチを使いたいのですが、なかなかどの辺に使って良いのか分からずグラデーションで描いてしまい、きりっとしない感じがまずいかなっと思いました。

講評よろしくお願いします。

講師より 講評日:2006/10/23

誠実に描かれた好感の持てるデッサンです。
「顔を描く」ことを意識すると、初めのうちはどうしても眼、鼻、口などのパーツに気をとられがちになってしまうものです。naoyanさんの場合もその傾向があって、パーツごとに見ていくとなかなか良く描けています。が、「人間の頭部」といった意識で全体を見た場合、ちょっとちぐはぐなバランスの悪さを感じてしまいます。
顔面のパーツだけに頼らずに、頭蓋骨の形、眼、鼻、口などの輪郭の外側やその他の部分(例えば頬や瞼など)とのつながりの形・様子などに注意をして、むしろそちらのほうに重点を置くくらいの気持ちで描いてみましょう。
また、他のモチーフでも同じことが言えますが、出来るだけいろいろな角度から観察してみたり、微妙な形の変化を手でなでるようにして確認しながら追ってみると良いでしょう。自画像の場合は卓上のモチーフと違って簡単にあちこちから角度を変えてみるということはやりづらいですが、合わせ鏡にしたり、鏡の角度を変えてみたり、工夫してみてください。触る分には自分の顔ですから何の問題もありませんね。

タッチについては、どのような作品をイメージされてのコメントかわかりませんので、なんともいえませんが、必要十分にタッチを活かしたデッサンではないかと思います。ただ、最終的なタッチの目立ち方はこれくらいでよいと思いますが、前述の「形の繋がり」や頬などの一見たいしたポイントがなさそうな、なだらかに変化する形などを、その形の流れや面の変化の様子を意識しながらタッチを入れていくと「形の成り立ち」が理解しやすいかもしれません。

いくつか具体的な注意点を挙げておきます。次回作の参考にしてください。
髪の毛:髪の流れに沿って描いているので髪らしい表情と密度は良く出ていますが「頭部」の立体感が物足りません。髪だけでなく頭蓋骨の形態を意識したタッチを入れてみましょう。また、おでこに髪の影は見えませんか?
あご:首とあごの先端との距離感が感じられません。骨格を確認してみることと、首をしっかり描き込むようにしましょう。Tシャツの首周りももっと観察しましょう。
その他については追々アドバイスをしていこうと思います。

評価3 この記事の固定リンクを表示する

デッサン講座ログイン

メールアドレス
パスワード
登録がまだの方はこちら。

このデッサン講座の受講は無料です。



デッサン講座について









現在の作品投稿インターバル

ページの先頭へ