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ペットボトル、紙袋

規定課題製作

実践コースは単体モチーフの形体や質感を描けるようになった人、当講座の入門コースをマスターした人に適したコースです。
2、3種類のモチーフを組み、それらの違いや関係性を表現できるようになることを目標とします。

実践05-01
ペットボトル、紙袋

500ml入りペットボトルと手提げ付き紙袋がモチーフです。
この写真はモチーフの提示のためのものですから、実際には各自が組み方を考えて配置してください。
なお、ペットボトルは中身が八割以上残っているもの、つまり水面がラベルより上に見えているものを使用してください。
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投稿者:dango3
投稿日:2005/11/03

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実践コースに初めて進めさせて戴きました。よろしくお願い致します。入門コースとは違いかなりの時間を費やしてしまいました。出来上がって笑ってしまいました、袋が逆立ちしているように見えます。ペットボトルだけ前日に、紙袋だけ次の日に描いたため目線が違ったのでしょうか、一緒にデッサンすべきでした。

講師より 講評日:2005/11/06

紙袋の上辺、つまり開口部の縁と下辺、底のラインがわずかに奥に向かって広がっています。これは逆パースです。この距離から観察した場合、この袋の上辺と下辺は水平か奥が狭いハの字かどちらかですが、実際は奥に狭くなっていることの方が多いはずです。
それに関連しますが、袋の側面の底のライン、画面上の線Aはここまで斜めではなくもう少し直角寄りだったはずです。このラインに従えば底面がかなり斜めに傾いていることになりますから袋の上面は押されて潰れ、くの字に折れ曲がっているか、あるいは開口部を台につけて底面が持ち上がる、そう、あなたのいうように「逆立ちし」かかっている状態になっているはずです。
形のチェックは最後の瞬間まで抜かりなく行うこと。はじめにアタリを取ってあとはぬり絵のようにトーンをはめ込んではいませんか?むしろトーンが決まり、描き込みに入ることでいよいよ形の狂い、つじつまの合わない箇所がそこらじゅうに現れ、そこからどうそれを直しつつ完成させるか、という作業が始まるのです。

出来上がった瞬間に初めて全体像が見えるという工程にはやはり問題があります。二つのモチーフ間でコントラストのバランスが取れておらず、まるで異なる種類の光源のもとにあるかのように見えます。構図やトーンの問題を含め、全体を同時に進めた方が圧倒的に効率はいいはずです。次回はぜひ上記2点について留意の上、デッサンしてください。

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投稿者:sin
投稿日:2005/10/27

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今より一歩、先に進むにはどうすべきなのでしょうか?
紙袋の立体感、前後関係が消失。紐の陰がつぶれている。
ペットボトルの飲み口が変形。コントラストも浅い。
自身では先ずこれらが目につきます。
そして、作業に時間が掛かりすぎてしまいます。
ご指導ください。おねがいします。

講師より 講評日:2005/11/01

デッサンの「壁」に突き当たっているのでしょうか?一つひとつ丁寧に神経を使って解決していきましょう。
ご自分のデッサンについては客観的に分析できていますので、その問題点について、うまくいきそうなセッティングを心がけてはどうでしょうか。例えば、紙袋を立体感のわかりやすい配置、形態、ライティングにする。色の濃いものに変える。などです。ペットボトルについては、紐を絡ませたりせずに全体の形がすっきりと見えやすいように紙袋と一部がかぶるように前後に配置する。などです。
飲み口の形など基本形(楕円など)については、すっきり見えるようにセッティングした上で、中心線との関係など、基本的な項目に注意しながら描き込んでいって下さい。もっとも今回の場合は、単に楕円の形が上手く取れないということではなく、ねじ部分を描いたことによるゆがみが気になっているということだと思います。その場合も、基本的な構造を理解した上で、特に回り込む部分の形に注意してください。時間がかかってもかまいません。しっかりと基本を踏まえて描けるようにしておけば、時間的なこともクリアできると思います。ただ、鉛筆のタッチをそろえることに気を使いすぎて、時間を多く費やしてしまうという場合もありますので、その点は神経質になり過ぎないことが大切です。

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投稿者:peko
投稿日:2005/09/27

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空間を意識して描いたつもりです。なかなか左右対称にならず、なんども描き直しました。評価のほうお願いします

講師より 講評日:2005/10/01

モチーフそれぞれの大きさや位置関係は素直に再現できていると思います。そうした意味では空間上のつじつまは合っています。しかしやはりあなたのいうとおり、個別に見ていくと形の不正確さはまだまだ残っています。

まず紙袋の底のラインが画面右端に見えていますが、この角度から見たこのラインは垂直ではないはずです。
この紙袋が台に垂直に立っている場合を考えます。この紙袋の線Aと線Bは等しい長さでできています。線Cと線Dは袋の口が開ききっていれば等しい長さですが、閉じていれば当然線Cが短くなります。このとき線Cに対しては内側に向かって縮む力が働き、線Dに対しては外側に向かって押し出す力が働きます。線A〜線Dに囲まれた形は台形です。
この袋は現在横倒しであり、線Bが台に接しているので線Dの力はこれを押すことが出来ません。ですので線Dは点Eを基点として点Fを押し上げるように床から屹立します。その際線Aの重さが点Fを線Cのほうへ引っ張ります。これによって線Dは垂直ではなく、やや斜めの角度で立ち上がる直線になるのです。
説明の順序はちょっとおかしいかもしれませんが、おおよそこのような成り立ちで紙袋の底のラインは斜めになっています。このラインが垂直に見えるのは開口部を正面から見たときだけです。
ペットボトルのキャップが中心からずれていますが、それよりもラベル部分のパースと台に接している底部分のパースのずれによってボトルの上半分がねじれているように見えているのが気になります。実物の色やラインの曖昧さに負けず、見つけ出すべき角度を
探し当ててください。

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投稿者:yuki
投稿日:2005/08/24

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受験をひかえた高校3年生です。
時間は2時間半です。
こうして見てみると、改善点がたくさん出てきますね・・・。
もっと上手くなりたいので、辛口コメントよろしくお願いします。

講師より 講評日:2005/08/24

色を感じさせるデッサンになっています。紙袋、ペットボトルそれぞれの固有色の把握が的確に出来ているからでしょう。特にペットボトル下半分のトーンは美しく、この解像度でも充分表面の透明度、中身の質感が伝わってきます。ただし中身の液体は少々透明度が高すぎてミネラルウォーターみたいに見えますが。
話は変わりますがこの写真は撮影して取り込んだ後、明るさとコントラストをいじってませんか。ある程度の補正は必要かと思いますが、明るさはともかく、コントラストはあまり上げるとデッサンの微妙な階調、特に丁寧に作り込んだはずの淡いグレーの部分が明暗どちらかに吸収されてスカスカになってしまいます。かわりに暗いトーンが必要以上に飛び出て周囲の立体感のバランスを損ない、平板な印象になりがちです。
上記の件をふまえたうえでこのデッサンの問題について触れていきたいと思います。
このデッサンの中で最も失敗しているのは袋の側面、開口部から見える内側、といった凹んだ部分、そしてペットボトルの上半分です。これらはトーンの明暗の幅にまとまりがなく、絵の具でいえばいらない色が混じっています。そして開口部、ペットボトルのラベルの際の方に暗い色が入って面をそこで断ち切ってしまい、この為にその奥の空間、形の裏側へと視線を導いて行くことが出来ません。
これらのことについてはトーンの整理、モチーフの素材の観察などで対策を講じることが出来るのですが、その外れてしまったトーンについては上記のように写真データの処理過程において発生したミスも含まれているような気もします。どちらにせよほどほどを心がけましょう。

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投稿者:mi
投稿日:2005/08/22

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初めまして。直線が上手く引けないので、左右対称の物がよく描けません。何か良い方法は無いでしょうか。講評よろしくお願いします。

講師より 講評日:2005/08/24

フリーハンドで直線など誰にも描けません。それにデッサンの目的はそのような特殊技術の開発ではありません。
まずはモチーフを徹底的に観察してください。単体としてのそれらは正面から見た場合にどのような比率をもつ面で構成されているか、それが自分の視線の角度によってどういう歪みが生じて目の前にあるこのような傾きになったか、という形体の問題、素材と光線の関係によって決定されていく質感や明度の問題、モチーフ全体の関係性、と見るべき部分はかなり存在しており、それらはデッサンのあいだ中何度も何度も繰り返し見つめられ、そしてモチーフと用紙の間には溝が出来るくらいに視線の往復がおこなわれるはずです。
あなたのデッサンは細部の描き込みがあるのみで全体を把握していこうとする観察力が弱いのです。

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