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ペットボトル、紙袋

規定課題製作

実践コースは単体モチーフの形体や質感を描けるようになった人、当講座の入門コースをマスターした人に適したコースです。
2、3種類のモチーフを組み、それらの違いや関係性を表現できるようになることを目標とします。

実践05-01
ペットボトル、紙袋

500ml入りペットボトルと手提げ付き紙袋がモチーフです。
この写真はモチーフの提示のためのものですから、実際には各自が組み方を考えて配置してください。
なお、ペットボトルは中身が八割以上残っているもの、つまり水面がラベルより上に見えているものを使用してください。
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投稿者:yosi
投稿日:2006/01/22

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今回はうまくおさめることができました。影もつけてみましたが、いまいちつけ方がよくわかりません。明暗をつける時は鉛筆を少しねかして描いてしまう癖があるので汚くなってしまいます。ペットボトルは口の下の部分の形がうまくとらえることができず困難しています。ボトルの明暗もうまく表すことができません。評価の方をよろしくお願いします。

講師より 講評日:2006/01/23

少しずつですが、形がそれらしくなっています。モチーフを良く観察しているのが分かります。
しかし調子は相変わらず薄いです。色が薄いというよりその付け方がおとなしすぎるのです。調子が汚くなる事を恐れないように。鉛筆の寝かせ方にもいろいろあります。尖らせたものの先端で紙に傷つけないよう繊細に描くやり方や、薄い色の芯の腹の部分でさらさらとなぜたり濃いめでざらざら描いてから一度ゴムで押さえてなじませるやり方や他にもいろいろと影のトーンを作る方法は作り出せます。どんなやり方があなたの理想通りの色を作り出せるのかよく試して、失敗してもどうせ鉛筆ですからある程度は紙がもとに戻ります、もっと鉛筆を出し惜しみせず使いましょう。
ペットボトルの下半分は透明感が出ていますが奥行きというか厚みを表すにはやはりトーンの強さが必要になります。塗り込んではゴムで明るく戻し、また塗り込んでは消し、その繰り返しの中からだんだん使える色が画面に現れてくるはずですから輪郭線で囲む前にそのトーンを発見していきましょう。

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投稿者:tonko
投稿日:2006/01/07

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無謀にも実践コースに挑戦してみました…。

ペットボトルの形が歪んでるし、ラベルの文字も描けていなくて、全然納得のいくものではないのですが、なんだかズルズルダラダラと時間をかけすぎてしまって、このまま描いていても駄目になる気がしたので、気合を入れ直すためにあえてこのままで終わることにしました。
次描くときは、しっかり時間を決めて描こうと思います。

それでは、よろしくお願いします。

講師より 講評日:2006/01/10

隅々まで描写が行き渡り、密度のあるデッサンです。しかしやや画一的な描写のため、リアリティが薄くなっているところがあります。
紙袋の内側やひもの調子は、微妙な差異を持たせることで隣り合う面との方向の違いを的確に描写できています。それに対して袋の外側、上面と左側面は表面の折り筋の描写に追われ、大きな面の向きの違いが説明できていません。折り筋のコントラストは表面のつやによって発生しているのかもしれませんが、明度としてはひもよりも暗い色にはならないと思います。
ペットボトルは形の歪みよりは、パースペクティブが俯瞰気味の袋に対しそれよりもやや水平寄りにずれていることの方が問題です。置き方も表面の押し型を左右対称にした為、胴体の背面側に視線を導く事が出来ず、そこだけが平面的に見えます。
あと内側、向こう側も描写して透明度を説明する事も必要です。

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投稿者:yosi
投稿日:2005/12/24

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今回は紙袋が大きすぎずならないよう気をつけました。遠くから見るとまだ全体的に大きくなっているように思います。評価の方をお願いします。

講師より 講評日:2005/12/27

前回に比べ、モチーフ間の距離は整理されてきて、手前から奥への距離感が感じられます。少しオーバーな気もしますが。前回は足下の影の描き方に難があり、台の水平面の描写が出来ていませんでしたが今回はその影がありません。できればこれもクリアしてほしかったです。
紙袋の側面の上部に強いコントラストの一直線がありますが他にこれに匹敵するコントラストが無く、この部分が浮いて見えます。ペットボトルにもっとコントラストを持たせるか、暗めのトーンを置くことでバランスが取れるでしょう。
紙袋が大きすぎるように見えるのはそれぞれの角の位置がまだ安定していないせいではないでしょうか。底と開口部の水平、垂直の関係をよく観察しそれらの辺の長さとペットボトルの高さが程よい関係に収まっているか、探りながら描き進める必要がありますが、そのための時間がまだ不十分に見えます。あせらずにじっくり自分の描いたものを見つめながら進めましょう。

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投稿者:dango3
投稿日:2005/11/27

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前回はモチーフひとつひとつに気をとられ全体の構成やバランスにかなりの影響が出てしまいました。今回は無難なモチーフを用意しバランスを重視しましたがもう少しコーラを手前にしたほうが紐が安定したような気がします。

講師より 講評日:2005/11/30

もう少しコーラのペットボトルを手前、あるいは右にずらして頂きたいのは確かです。左でもいいです。というのは、紙袋の側面のラインの角度が途中で変わっていますが、丁度その変わる部分がペットボトルに遮られて見えなくなっているからです。ここの部分は形体の変形を示す、いわばドラマチックな場面になっているはずですのでぜひ見せるべきです。
しかしよく見ると奥側の側面のラインは変形を受ず、ほぼまっすぐですから、もしかしたら手前側面のラインの角度の違いはただ単に左右どちらかが間違っているだけかもしれません。上はともかく下、台に接している面にこれほど角度の違いがあればお尻、紙袋の底はちょっと台から浮いているはずだからです。
形体のあやしい箇所はほかにもあって、まずペットボトルのふたの周囲が左に傾いていますし、紙袋の持ち手の紐がこちらに向き過ぎて、紙袋本体に対して台の水平がずれているように見えます。
位置関係のバランスを取るということの具体的な作業のひとつにはモチーフ間のパースに統一感を持たせることがあると思います。もちろんそれ以前に構図を考えるということも必要ですが、それについてはおそらく意識されているのだろうと思います。
デッサンという作業には何かと理論化が必要な場面があり、このパースの観察は特に理屈っぽい部分でその意味では大変なのですが、モチーフの立体としての骨組みを組み立てる基礎工事でもありますから本当は大事な部分なのです。頑張ってください。

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投稿者:yosi
投稿日:2005/11/13

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今回は非情に時間がかかりました。モチーフの位置が同じ所にあるように見えます。ペットボトルは初めてだったので少し苦労しました。評価をお願いします。

講師より 講評日:2005/11/15

構図、そして形の捉え方に問題があります。

課題のようにモチーフ描写を主体とした基本的な設定で描くのであれば、画面に対するモチーフの収め方はほとんどの場合、「小さ過ぎず、大き過ぎない」です。
このデッサンではまず画面下でペットボトルの影が途切れています。そして画面右では紙袋の端が用紙の端ぎりぎりまで来ています。画面上を見るとペットボトルのふたも用紙の上端に近い位置にあります(もっともこれは写真が途中で途切れているせいかもしれませんが)。これらが示しているのは画面に対してモチーフがぎゅうぎゅうに入っている感じ、窮屈なイメージです。良くいえば迫力があるデッサンとなる場合もあるでしょうが、おおむねそう見られることはなく、単にモチーフが見渡しづらいという結果になりがちです。この課題の目的としてはモチーフの形体や質感の把握と同時に複数のものの位置的な関係も描かなくてはならないので、それが見えやすい適度な広さを画面に獲得しなくてはなりません。ですからまず始めにやるべきことはモチーフの形を捉えることと同時にその周囲の空間も見ておくこと、です。

紙袋を変形させて面白い表面を作って挑戦していますが、現在のデッサン力でいえばまだやらない方が無難だと思います。開口部の四つ角、底面の四つ角の本来の位置関係を把握しきれていないので、形体に矛盾が生じています。それは例えば底面の辺の長さに対して開口部の辺の長さが長過ぎる、その開口部の上の辺の持ち手部分が中心からずれている、といった点です。いまは、この立体物がこのぐらい傾いたらどんな風に見えるのか、という素朴なところから観察してみましょう。
ペットボトルにも上記と同じ見方ができると思います。底面の四つ角と上部(ラベルの上端。ボトルが狭くなる、肩の部分です)の四つ角の位置関係、およびふたにつながるボトルの中心軸、これらの把握を行って基本の形を捉えましょう。こうしたものは構造上は水平・垂直で出来ていて、それが視線の角度によって視覚上傾斜して見えるのです。このボトルでいえば正方形の断面を持つ水平面が傾くことで、あなたの視線にはやや右下がりの平行四辺形に見えています。モチーフとの距離によっては平行四辺形の上辺が少し収縮しているかもしれませんが。

今回トーンの問題については触れていませんが、それも気にしつつ、次回以降頑張ってください。

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