ティッシュペーパーの箱紙パックの牛乳 ・ 紙コップ ・ ボール

紙コップ

規定課題製作

このコースでは、基本形態を描くことを中心にデッサンの初歩を学びます。デッサン初心者が気軽に参加でき、経験者が基本を徹底したい場合にも適したコースです。
ある程度、形を捉えることができるようになれば、これが描く自信と喜びにつながり、質感や量感の表現、構図へと発展します。そしてなにより絵としての魅力が生まれてきます。

入門02
紙コップ

基本形態のひとつである円筒形を描きます.注意する点は上下の楕円の丸み,楕円の直径とコップの高さのバランスです.特に初心者の方は縦に長くなる傾向があります.中心線が垂直であり,左右の形が対称になっているかも,しっかりチェックします.また,曲面にあたる光のトーンの微妙な変化を捉えてください.
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投稿者:gatsuko
投稿日:2005/10/13

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初投稿です。デッサンについては初心者ですが、よろしくお願いします。

講師より 講評日:2005/10/15

逆光、というか真上から光があたっているのでしょうか。めずらしい設定で描いていますね。初心者ということですがこうした立体物を描く場合、普通は光のあたっている面と影の面とが程よいバランスで見える位置から描き、それらの描き分けで立体感を出していくのが初歩的な段階ではよい練習になるはずです。光源を真横や斜め奥に置いてみるといいかと思います。
モチーフの捉え方は一見クセのない素直な観察に思えます。しかし紙コップは実際より縦に間延びしているように見え、開口部の楕円の上半分のラインは上に膨らみすぎていますので、形については初めの印象だけではなく、詳しい観察をもっと行ってください。
鉛筆の調子は安定感があり、きれいです。しかし、光源の問題もあるのでしょうが明るいトーンの部分が開口部、側面ともに不安定です。側面の場合、一度2H等の薄い鉛筆でしっかりと地塗りを行い全体を影のトーンとして落ち着かせ、その後に練りゴム等で少しずつ明るさを掘り起こしながら反射光や透過光などの感じを出すといいでしょう。
ちいさなモチーフですが、見所はまだまだいっぱいありますので、もっとがんばってください。

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投稿者:miityan
投稿日:2005/10/11

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テッシュペーパー箱の講評有難うございました。
次いで紙コップを描いてみました。
陰影、明暗の表し方、とくに境界の部分が難しく思います。
ご講評宜しくお願い致します。

講師より 講評日:2005/10/11

紙コップは基本的に円筒形でできています。光や影はこの物体の表面に発生している現象です。ですからこのコップの陰影を描くというのは円筒形を鉛筆のグラデーションで表現していることにほかなりません。
このデッサンでまず気になるのは影の調子の付け方で、これはコップの面の方向と一致していません。例えばコップの内側の影が全体的にやや右下方向に傾き気味のタッチで描かれていますが、ここは面としては中心までは上がり、そこから右にむけて少しずつ下がります。調子はそれを意識しながらつける必要があります。
基本的な色をあまりタッチを残さないで(このときはまだ面の方向に必ずしも添わなくても良い)むらなく付けられたら今度は少しタッチが見える位の濃さで何箇所か(上部中心のふち近く、右端の影の終わりに向けて、等)に面の方向に添ったハッチングをほどこして立体的な形状を説明しておく。
このようにすればコップの内側の影の部分が形体感を伴って描けると思います。光のあたる部分については、はじめの調子を付ける仕事を影の部分よりも数段繊細に行って、微妙な明るさや暗さを再現できたらハッチングで説明的に立体感をフォローしていきます。
明暗の入れ替わる境界の部分については、よく観察していただくとわかると思いますが、影の側の始まりには最も強いコントラストがじわっとした帯状に見えているはずです。そしてその横にはしっとりとした淡い影の面が徐々に明るくなりながら背面までつながり、反対側の方は、その帯状の影がしっとりした影ではなく明るい面の上に少しづつフェードアウトしていくのです。そこをどう実際は描くのか。ここが各自の工夫のしどころでもあるので、つぎはぜひその技法を考えてみてください。

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投稿者:tonko
投稿日:2005/10/02

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初めまして。数ヶ月ぶりにデッサンをしました。ほとんど初心者です。久しぶりだったのでどこから描いたらいいのか少し戸惑ってしまいました。
何とか完成させたのですが、何か物足りないような気がします…。後からよく見ると左右のバランスが少し狂っているようだし…
講評宜しくお願いします。

講師より 講評日:2005/10/04

まず形の狂いについて。コップ上部の円をA、底の円をBとしてデッサンの左側にトレースしたラインを縮小して置いてみました。これをみるとこのデッサンが逆パースであることが分かります。
円筒の断面を正面から見れば当然円形ですが、斜め上から見たら奥行き分が圧縮されて断面は楕円形に見えます。水平から見たら奥行きはゼロになって面は見えなくなり、直線として見えます。
このコップは目線より少し低い位置に置いてあります。断面Aは水平より低い位置ですので楕円に見えています。そして断面Bはそれよりも低い位置にあり、より正面向きに近づくため断面Aよりも膨らみの大きい楕円になるはずです。
しかしあなたのデッサンではこの関係が逆になっています。上の楕円が下の楕円よりも縦幅の比率が高いのでパースのつじつまが合わないのです。ですから円Aの縦幅を縮めるか、円Bの縦幅を広げるかによってパースを合わせる必要があります。
次に調子について見てみましょう。まずコップの左下にある暗い調子。これはこの部分に影が差している状態を表していると思われます。ここに描かれるべきものは、コップの置かれている台からの反射光やコップの側面から裏側への面のつながりを示す調子の回り込み等ですが、この暗い調子はそれらの描写を妨げていると思います。実際はこの部分は周りの影の調子よりわずかに明るく描き、ついでコップの足下の影も描写するとより立体的に見えてくると思います。
あとはコップの内側を描写するハッチングの線が楕円Aの下中心に厚まりすぎ、ここが下まで開いた深い穴に見えず、すり鉢状の浅い穴に見えています。ここも暗い調子を溜め込まず、面を追って下さい。

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投稿者:chicco
投稿日:2005/09/21

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ティッシュの箱のご評価有難うございました。お待ちしている間紙コップにも挑戦してみました。また繰り返し投稿させていただきたいと思います。

講師より 講評日:2005/09/25

紙コップの口の部分の楕円がやや左に寄っていることと、底の楕円の裏面への回り込みが若干足りないことを除けば、形態的にはほぼ正確に描かれています。モチーフが逆光状態におかれていることもあり、曲面特有のデリケートな諧調の変化が十分に捉えられていない点が残念です。逆光は時に迫力のある画面効果をもたらしますが、今の段階ではモチーフの明部から暗部にかけて、明暗がなだらかに変化するような光線状態を選ばれた方が練習になります。モチーフの写真を参考にされると良いでしょう。特にコップの内側と外側の調子の違いをしっかり見極めてください。また、鉛筆の使い方ですが、曲面を表現する場合、面の方向に沿ったストロークで描かれた方が良いでしょう。

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投稿者:lady
投稿日:2005/09/03

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形がゆかんでいるように見えるのですが、どうでしょうか?
ご講評よろしくおねがいします。

講師より 講評日:2005/09/04

明らかに中心軸が右に傾いています。コップを描く上でのチェック事項は左右が対称になっているか、口と底の楕円の丸みが適切かの2点です。修正画像に赤線で示したように、まず、中心軸を引いてください。それから上下をどの位におさめるかのあたりをつけて、口と底の楕円の中心位置を決めます。天地左右が対称形になるように気をつけながら口と底の楕円を描きます。その際、底の楕円は口の楕円より若干丸みをおびます。楕円は決して角がつかず自然に後ろに回り込むように注意してください。(緑の箇所)また、陰影は曲面に沿うようにタッチをつけるのがコツです。明暗の幅ももう少し欲しいところですが、まずは形を正確に捉えましょう。これは基本中の基本ですから、あせらず確実に身につけてください。

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