ティッシュペーパーの箱紙パックの牛乳 ・ 紙コップ ・ ボール

紙コップ

規定課題製作

このコースでは、基本形態を描くことを中心にデッサンの初歩を学びます。デッサン初心者が気軽に参加でき、経験者が基本を徹底したい場合にも適したコースです。
ある程度、形を捉えることができるようになれば、これが描く自信と喜びにつながり、質感や量感の表現、構図へと発展します。そしてなにより絵としての魅力が生まれてきます。

入門02
紙コップ

基本形態のひとつである円筒形を描きます.注意する点は上下の楕円の丸み,楕円の直径とコップの高さのバランスです.特に初心者の方は縦に長くなる傾向があります.中心線が垂直であり,左右の形が対称になっているかも,しっかりチェックします.また,曲面にあたる光のトーンの微妙な変化を捉えてください.
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投稿者:suuchan
投稿日:2006/03/23

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形のバランスが難しかったので、苦労しました。影のつけ方のコツがつかめませんでした。ご指導をお願いします。

講師より 講評日:2006/03/26

白いものを黒い鉛筆を使って白く描く、というのはちょっと考えるとすごく難しいことのような気がしてきました。そんなこと可能なのでしょうか。
こう考えてみましょう。もともと白い色のものが確かに存在しているのではなくて、ある光源のもとに周りのものより一段と彩度が低く、明度の高いものを置いた際、我々の目はその場でそれを「白い」と判断するのです。つまり私たちの目は絶えず比較と省略を行って物体を「これは何」「あれは何」と分類し続けていますがその行為はほとんど自動的に行われています。デッサンをする、というのはその作業の自動化された部分を一度リセットして目の前にある物体の光学的な状態について改めて比較と省略を行う行為だ、といえます。鉛筆はその検証を実践するためのツールです。あなたの観察したことをみんなに伝えるための道具なのです。声を大にして「こう見えた」といってみましょう。失敗を恐れずに、大胆かつ繊細に、です。
まず鉛筆の種類を増やしましょう。2H、HB、2Bの3種類を片手に持ち、使いこなすことから始めてみることをお勧めします。

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投稿者:yuuyuu5686
投稿日:2006/02/05

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前回はボールのご講評大変ありがとうございました。
今回は紙コップを再投稿させて頂きます。ご指摘頂いたことを注意しながら描きました。お手数でもご講評をお願い致します。

講師より 講評日:2006/02/14

グラデーションが滑らかになり、調子が自然に見えてきました。タッチも丁寧できれいな色が出ています。手の技術はついてきた、ということで次に意識すべき事は観察、そしてそれを手で再現するための分析、といういささか物理めいた行程で、言い換えると客観的に把握する、ということです。
形から行きましょう。上の円が下の円に対して左にずれています。そのため右側面の縦線が左側面のそれよりも垂直気味になっています。こうした狂いは途中でデッサンをひっくり返すと発見しやすいので描いているときにやってみるといいと思います。
調子について。まず気になるのは台の向こう側に伸びるコップの影です。光源が複数あるため影の輪郭が二重になっています。影の本来のシルエットを確認する為に一つだけの光源の状態を見てみてください。コップの形体がどのように変化して影ができるのかが観察できるはずです。もう一つの光源もその後につけると違う角度で影が発生しているのが観察できます。その二つの影の合わさった部分が暗く見え、それ以外の部分は互いの光源に照らされ最初より明るくなるのです。というところでさきほどの気になっているという点についてですが、それは重なって暗くなっている部分のタッチが影の方向にそって斜めに描かれている事です。台は水平のはずですからこの部分は水平のタッチ、もしくはそれを交えたタッチで描いたほうが良いでしょう。基本的にはタッチはその物質の方向に添って描いた方が面の向きが説明しやすいです。そればっかりだと単調なので違う向きのタッチも加えていきますけど。
あとコップの胴体の調子は全体的にもう少しコントラストを上げた方が良いでしょう。内側や台の影に対して平面的に見えます。台の影が暗すぎるせいもありますが。

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投稿者:yuuyuu5686
投稿日:2006/01/30

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前回はティッシュベーパーの箱のご講評ありがとうございました。
色々ご指摘を頂き大変勉強になりました。
今回は入門02紙コップを描きました。
お手数をお掛けしますがご講評をよろしくお願いいたします。

講師より 講評日:2006/02/02

コップ全体が斜めに傾いているのはおそらく撮影時にカメラか紙が傾いていたせいだと思います。モニター上でわずかに回転させたらまっすぐに見えました。デジカメに水平・垂直のガイド線を画面に表示する機能があれば使ってみてください。あるいは用紙の端をどれかひとつ画面に入れて撮影することでも傾き具合をチェックできます。

傾きは上記のように撮影上のものとした上で見てみましょう。シルエットは、メーカーによる差があるとはいえ少し縦が短いです。あるいはコップの底、下の円が広すぎるのかもしれません。そのどちらかにより、コップが少し小太りに見えます。こうしたシンプルな形体のモチーフはわずかなラインの違いによって印象がかなり変わります。しかし同時に紙コップというモチーフは我々のなかによく知った形体イメージとして記憶されています。目の前のモチーフ、手元のデッサン、頭の中のイメージ、これらを何度も繰り返し比較することでものの構造を把握していきましょう。
次に調子について。コップの胴体のほぼ中心に明暗の境目があります。ここを中心として光と影が入れ替わっていくトーンの変化を描写によって表現しなければならないのですが、その描写がなく、すっぱりと断ち切られています。コップの内側も同様です。この描写が初心者にとって難しい箇所であるのは確かです。しかしこの曲面上のトーンの変化を描写するのはデッサンの基本中の基本ともいえる技術なので頑張って体得しましょう。

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投稿者:5a
投稿日:2006/01/25

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今回は置く位置(光源の方向)を変えて描きました。
よろしくお願いします。

講師より 講評日:2006/01/28

鉛筆の量が増えてトーンに幅が出てきました。コップの縁の部分には細かい描き込みも加わって観察している、という臨場感が感じられます。見たものをどのように紙の上に再現していくか、その技術にいよいよ具体性が出てきたようです。
コップの側面のラインは角度はいいと思いますが、幅は太すぎるのではないですか。手に取ってそれぞれの直径や高さをじっくりと見てみましょう。光にかざして完全にフラットなシルエットだけ見るのも新鮮かと思います。
そこから少しづつずらしていくと端から光が入り、やがて光と影が半々になり、最後に全面に光があたります。その中で見られるトーンの移り変わりの観察からも得られるものは多いでしょう。

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投稿者:5a
投稿日:2006/01/17

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前回のご講評ありがとうございました。
今回も同じ物を描きました。

よろしくお願いします。

講師より 講評日:2006/01/18

モチーフが同じというのはいいとしても光源の位置は少しかえてもいいのではないですか。なんというか前回よりもトーンに新鮮さがない様に見えます。光の位置が逆になるだけでも印象はかなり変わって見えるはずです。
しかし進歩がない訳ではなく、コップの縁から底までのコントラストに差を付けたことで上下の落差が生まれ、俯瞰による見下ろしの角度の臨場感が加わっています。このような演出的な視点は前回には無かったものです。
それ以外の部分は調子がまだ薄くしか見えませんので、もっと鉛筆のトーンの乗せ方をいろいろと試してみましょう。同じグレーの濃さでも鉛筆を立てたタッチと寝かせたタッチでは表情が全く違いますし、複数の方向からタッチを重ねてもまた違う質感が生まれます。

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