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コーヒーカップ、パン

規定課題製作

実践コースは単体モチーフの形体や質感を描けるようになった人、当講座の入門コースをマスターした人に適したコースです。
2、3種類のモチーフを組み、それらの違いや関係性を表現できるようになることを目標とします。

実践05-05
コーヒーカップ、パン

コーヒーカップ(もしあれば皿も)とパンがモチーフです。パンの種類は問いませんが、二つに割ったものを使用します。以上のモチーフを自由に配置・構成してデッサンしてください。
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投稿者:racco
投稿日:2006/06/18

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たびたびお世話になりありがとうございます。
靴とバッグの講評でいただいたアドバイスを踏まえ、照明と階調に気をつけて制作しました。
White、Black(濃色)、それぞれの中での明暗表現には今回も苦労したので、なお今後の課題です。
完成の頃、ロールパンはパサパサに乾燥していました。。(苦笑)
それではよろしくお願いします。

講師より 講評日:2006/06/21

円筒形と球体の形状にツヤを加えたなかなか手強いモチーフです。表面のツヤが、通常なら発生するはずの明暗のグラデーションを拡散してすんなりと見せてくれないので、紙コップのデッサンの対処の仕方にもう一つの要素を加えて考えてみましょう。
紙コップのときほどコントラストができず見えづらいとはいえ、明暗の調子の変化はちゃんとあるのでその色調をまず押さえること。今回のモチーフはその色調の上にお皿や照明などが映り込んでいますからそれらを個別に見極め、ベースである明暗の調子と描き分ける必要があります。つまり映り込んだものを必要以上に描き過ぎたり、ベースの明暗とのコントラストのバランスを失ったりしないように描く、ということです。
カップの右側は影の面ですが、ここにお皿の映り込みのような明るい調子がありますね。この部分がコントラストが強過ぎ、右半分の奥への回り込みを見えにくくし、カップの左半分の明るい面の調子をくすんだ色に見せているのでもう少し押さえた調子で描きましょう。
もう一つ気になるのは影の描写です。影の始まり、モチーフの下の輪郭に接している部分でのコントラストが強く、奥まっていくべき部分が飛び出して見えます。ここも必要以上に黒く描かないようにしましょう。そして影の終わりの輪郭が全体的に弱く、シルエットに締まりがありません。ピンぼけ気味ではありますが、影の輪郭にはその発生元との距離の差でコントラストに若干の強弱があります。ピンぼけかちょっとピントが合って見えるかの差といった方がいいかもしれませんが。
本体の構造をよく観察すれば影のシルエットにもっと説得力が出るはずです。そして影を上手くかければ台上に空間の安定感が生まれ、モチーフをより立体的に見せることができます。

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投稿者:e
投稿日:2006/04/30

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前回はご講評ありがとうございました。
再びコーヒーカップ(白磁)とパンを描きました

●前回、コメント頂いた点を気をつけました。
 ですが、なかなか難しく、苦戦しました。
●今回は、画用紙ではなく、ケント紙に書いてみました。

ご講評をよろしくお願いいたします。

講師より 講評日:2006/05/03

下部のラインや皿の印象が違いますが、前回とは違うカップでしょうか。それともより形が正確になってきたのかもしれませんね。色もだいぶ整理されてきてパンとの質感の差も感じられます。
前回パンの下の影が単調で、足下の空間の細部(接している部分と接していない部分)を説明できていない点を指摘しました。これは単体をまずしっかりと舞台に安定させる仕事です。今回はその次、モチーフそれぞれの距離を説明することについて、です。
モチーフの固有色はそれぞれの輪郭内で塗り分けられていきますが、画面上で互いのシルエットの一部が重なっている場合、そこには距離の違いを説明する必要があります。これが曖昧であれば向こうにあるはずのものが手前のものにくっついて見えたり、奥のものが手前にあるものよりも前に飛び出して見えたりします。ですからそれぞれの距離に応じて輪郭をくっきりと見せたりコントラストを調節して手前、奥の関係が適切になるよう、輪郭やその周囲を良く観察しましょう。
カップでいえば、飲み口の上下の淡い色に対して左右の部分はコントラストが高すぎます。皿の上下、左右にもそうしたちぐはぐなコントラストが見られます。そしてカップ、皿に対するパンの調子としての重なり方にも曖昧な部分があります。これらについて整理し、ひとつずつクリアにしていきましょう。

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投稿者:e
投稿日:2006/04/23

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コーヒーカップとパンを描きました

●製作時間:約5時間
●B3画用紙使用
●もう少し細部を丁寧に描かないと駄目だな、と感じました。
●立体感・奥行きの感じが、いまいち出せませんでした。

それでは、お手数ですがご講評をよろしくお願いいたします。

講師より 講評日:2006/04/29

パンの色は実に生々しく、おいしそうです。しかし右と左で台の水平面が違って見えるのでパースの観察には注意が必要です。足下の影は台から若干浮いているところにも黒い色が入っていますが、これも距離感をあやしくしてしまう原因です。

カップは艶ありの白い色でしょうか。調子が濁って見え、それがはっきりしません。影としての暗い色と表面反射の暗い色の差をもう少し整理する必要があります。もともとが白い物質であれば影といえどもさほど暗い色には見えないのでその基準以上に黒い色を使うのはぴかぴかの金属のように表面反射を起こしてコントラストが高くなっている部分と考えます。そのときも金属よりはコントラストは低いのです。必要なグラデーションの幅を見つけましょう。
カップの中が水の張った水面のように見えます。入っているのならいいのですが、そうではないと思うので紙コップのときのようにグラデーションの向きを縦にして描きましょう。

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投稿者:sin
投稿日:2005/11/02

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コーヒーカップが無かったのでエスプレッソ用のデミタス(ステンレス製)を用いました。
全体として大きめに描いています。
ちぎったパンの半分を「奥」に配置した構図ですが
描写が不足している感がありますね。。
画用紙使用です。
ご指導をお願いします。

講師より 講評日:2005/11/02

金属のカップは面白いですね。ただデミタスカップは普通のものよりも小ぶりにできていますので、パンの大きさとのバランスで小さいカップであることを示してほしいところです。そのモチーフを見たことがない人にもそれが何であるか、どんな大きさのものであるか、ということを伝えられるようになることもデッサンの目標のひとつです。しかしこれはパンも小さいのでしょうか?

画面上でモチーフが中央に集まりすぎて窮屈な構図になっています。画面の広さに対して三つのモチーフがバランス良く配置できる位置を探してみてください。
奥のパンとカップが互いにアウトラインで重なっているのが半端な感じがします。離すか、もう少し重ねる方が良いでしょう。「奥」という状況設定はいいと思います。
その、奥のパンですが確かに描写不足ですね。遠いものは弱く描く、というのは演出上必要な考えですが、これはぼんやり描く、ということではないので、基本的な形体・質感はとらえた上でコントラストを弱く、描き込み量を少なめに、そして輪郭も曖昧にせず要所をしっかり描く、ということをポイントとして押さえておくといいでしょう。
モチーフの質感自体はとらえられていますが、コントラストが互いに似すぎていて同じようなグレーの諧調になっています。パンの一番暗い部分とカップの一番暗い部分では、おそらくつやのある金属であるカップの方がより暗かったはずです。それぞれのモチーフに対し、使える(明暗の)色幅を設定し、それに添って進めるとそれぞれの固有色が感じられるようになると思います。

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