ティッシュペーパーの箱
規定課題製作
このコースでは、基本形態を描くことを中心にデッサンの初歩を学びます。デッサン初心者が気軽に参加でき、経験者が基本を徹底したい場合にも適したコースです。
ある程度、形を捉えることができるようになれば、これが描く自信と喜びにつながり、質感や量感の表現、構図へと発展します。そしてなにより絵としての魅力が生まれてきます。
|
入門01
ティッシュペーパーの箱
箱のプロポーション(比率)とパースペクティブ(奥行き感)を正確に捉えてください.見えている3つの面以外に裏側の見えない面の形も想定して描きます.また,面の向きによる明暗の違いをしっかり把握するために,できるだけ一方向から光があたるような設定をしてください.
|
投稿者:kuromu |
投稿日:2006/11/11 |

画像を拡大する |
はじめて、投稿いたします。
陰影のつけ方がよくわかりませんでした。
よろしくお願いします。 |
 |
講評日:2006/11/18 |
鉛筆の調子が弱いため投稿された写真では形やトーンを判別することが困難でした。
もう少し時間をかけてデッサンに取り組む必要があると思います。デッサンの目的は描写力の向上だけでなく、日常何気なく見ているものを時間をかけて深く見つめることで、ものの世界と向き合い、また見るという行為そのものについてもあらためて考えてみることです。
直方体を構成する互いに平行な稜線、例えば線a,b,cを後方に向かって延長すると無限遠(画面左上で)一点に交わります。このデッサンの場合、線a’が起き上がっているため、上面奥が浮き上がって見えます。やや俯瞰気味に描かれているので垂直線は外側に向かって傾きますが、線dは他と比べて少し極端です。
ご質問の陰影のつけ方ですが、光の位置と面の関係をしっかり把握してください。上面、左側面、右側面は光源に対して異なる方向を向いていますから、受ける光の量が異なります。少しずつ鉛筆のタッチを重ねながら、この違いを出していきます。2H〜2Bあたりの鉛筆を使い、鉛筆で表現できる濃淡の幅をフルに使うことが深みのあるデッサンを描くポイントです。
|
  |
この記事の固定リンクを表示する |
投稿者:khiromi1631 |
投稿日:2006/11/11 |

画像を拡大する |
初めてのデッサンです。
クロッキー用のスケッチブックに描きました。
紙のしわや汚れを拾い画面が汚くなりました。
初めての経験で戸惑いもありましたが描いているうちにだんだん楽しくなってきました。 |
 |
講評日:2006/11/17 |
楽しく描くことが何よりです。モチーフのフォルムやパースペクティブ、光による明暗のトーンを捉えられるようになると、画面にリアリティが生まれ、さらに楽しさも増すでしょう。
まず、箱のプロポーションですが、一般的なティッシュペーパーの箱にしては、短辺が長い(長辺が短い)ようです。デッサンをする前に箱を手にとって、縦、横、高さの比率をよく確かめておきましょう。また、修正画像に示したA:Bの比率を鉛筆やハカリ棒では測るのも方法です。その際には視点を固定して、腕を真っすぐに伸ばして、視線と直角に鉛筆やハカリ棒を持つことが大切です。
直方体を構成する互いに平行な稜線、例えば線a,b,cを後方に向かって延長すれば、だんだん近づいていき、無限遠(画面右上方)で一点に交わります。あなたのデッサンの場合、線a’が起き上がっているため上面が向こうにいくほど広がって見えます。
明暗の調子をつける時には、光源と各面の関係を意識しながら、3面の大きな明暗の違いを捉えてください。これらのバランスに配慮しつつ、表面のレタリングやパターンを描き込んでいきます。この時に各面の方向に沿うよう注意してください。
形も陰影も常に全体の中で他の部分と比較しながら、押さえていくのがデッサンの基本です。
以上は基本形を繰り返し描くことで体得できますから、根気よく頑張ってください。
|
  |
この記事の固定リンクを表示する |
投稿者:meigetsu |
投稿日:2006/11/10 |

画像を拡大する |
meigetsu
はじめて投稿いたします。
結婚式の引き出物の、テッシュカバーを描いて見ました。
引き出し式です。 |
 |
講評日:2006/11/16 |
写真がやや左に傾いていますので、補正した上で講評します。
大胆で迫力のある構図という点では評価できますが、モチーフのプロポーションを捉えるには少々難しかったようです。箱の奥行き方向の長さが足りません。
ティッシュペーパーの箱にしてはパースペクティブが過剰です。カメラでいうとかなり広角レンズで撮影した印象を受けます。正確さだけでなく、対象のスケールにふさわしいパースペクティブで表現することも大切です。
ご存知だと思いますが、修正画像の線a,b,cを右に向かって延長すれば、やがて一点に交わります。このデッサンでは線a’の傾きが少し強いようです。垂直線dが内側に倒れているのも気になるところです。
このデッサンからは光を感じることができません。モチーフのフォルムがつかめたら、今度は輪郭線ではなく、面の明るさの違いで立体を捉えましょう。光と各面の関係を念頭において、全体のバランスに注意しながら、少しずつ、濃度を加えていきます。ティッシュペーパーも不定形の面の集合と考えてください。箱の表面のパターンを描く際には、これらが面の上に存在していることを意識し、他の面とのバランスを崩さぬよう注意します。
以上の点に注意しながら、次は牛乳パックに緒戦してください。
|
  |
この記事の固定リンクを表示する |
投稿者:akira |
投稿日:2006/11/09 |

画像を拡大する |
初めて投稿させていただきます。宜しくお願いします。
投稿前に他の方の講評をよく読んだつもりでしたが、出来上がったものは自分でももう一つでした。
次の点に大変苦労しました。
1.箱の周りを描く時には「線」で描くのか、背景を描いて表現するのか迷いました。
2.紙の質感、ビニールを通して中の紙の描き方。
以上
|
 |
講評日:2006/11/15 |
俯瞰で描かれているようですが、慣れるまでは椅子に座って机の上のものを見る一般的な構図を選ばれた方が、視点が安定して、形の狂いが少ないように思います。
まず、プロポーションですが、箱の長辺が短くズングリした印象を受けます。描く前にモチーフを手にとって、縦、横、高さの比率を良く確認しておきましょう。
上面のパースペクティブが他の面に比べ過剰になっています。直方体を構成する互いに平行な稜線、例えば修正画像に示した線a,b,cを後方に向かって延長すると無限遠(画面左上)で一点に交わるはずです。あなたのデッサンの場合、線a’の傾きが弱いため、上面奥が沈んで見えます。垂直線dの傾きも問題があります。俯瞰で見た場合、垂直線は外側に傾きますが、逆になっている為、台形の箱に見えます。
これらの狂いは、基本形態を繰り返し描くことでクリアできますので、焦らずに続けてください。
ある程度、形を捉えられるようになったら、今度は光と面の関係に注目して、輪郭線ではなく面の明るさの違いで立体を表現するようにしましょう。
ティッシュペーパーの部分は光源からの直接光以外に反射光や透過光によって陰影が複雑に交錯しており、これを捉えることが質感表現に繋がります。特にどの方向からの光を受けているのかをしっかり把握して、頭の中で整理しながら、細かな明暗の変化を見極める必要があります。部分部分を見がちですが、常に全体のバランスに配慮してください。ビニールはやや明度を落とし、光沢を描くことになりますが、これもこの部分だけが浮いてしまわないよう気をつけましょう。
|
  |
この記事の固定リンクを表示する |
投稿者:masayan |
投稿日:2006/11/08 |

画像を拡大する |
初めて投稿します。
サイクリングを楽しんでいますが、先々の風景などをスケッチできたら楽しいだろうなと思っています。
アドバイスよろしくお願いいたします。 |
 |
講評日:2006/11/13 |
軽妙なタッチで即興的に風景を捉えることは楽しいことですが、それが確かなデッサン力によって裏打ちされていれば、さらに心に響くものになるでしょう。
入門コースではモチーフのプロポーションとパースペクティブ(奥行感)を正確に捉えることと光と面の関係を理解することを目的としています。
まず、箱のプロポーションですが、深さは製品により異なりますのでおいておくとして、長辺が随分長い印象をうけます。このデッサンの構図は迫力はあるのですが、奥行きを捉えるには難しかったようです。修正画像に示したようにA:Bの比率を鉛筆やハカリ棒で測ってみてください。その際には視点を固定して、腕を真っすぐに伸ばし、視線と直角に鉛筆やハカリ棒を持つよう注意してください。
次にパースペクティブですが、直方体を構成する互いに平行な稜線、例えば線a,b,cを後方に向かって延長すれば、互いに近づいていき、やがて無限遠(画面左上)で1点に交わります。このデッサンの場合、線a’が立ち上がっているため、上面奥が浮き上がって見えます。
モチーフのアウトラインがつかめたら、各面がどのように光を受けているのかに注目して、輪郭線ではなく、明暗の違いで各面を捉えるようにしてください。
|
  |
この記事の固定リンクを表示する |