ティッシュペーパーの箱
規定課題製作
このコースでは、基本形態を描くことを中心にデッサンの初歩を学びます。デッサン初心者が気軽に参加でき、経験者が基本を徹底したい場合にも適したコースです。
ある程度、形を捉えることができるようになれば、これが描く自信と喜びにつながり、質感や量感の表現、構図へと発展します。そしてなにより絵としての魅力が生まれてきます。
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入門01
ティッシュペーパーの箱
箱のプロポーション(比率)とパースペクティブ(奥行き感)を正確に捉えてください.見えている3つの面以外に裏側の見えない面の形も想定して描きます.また,面の向きによる明暗の違いをしっかり把握するために,できるだけ一方向から光があたるような設定をしてください.
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投稿者:wankosan |
投稿日:2006/12/21 |

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初めて投稿します
空間や形を捕らえるのが苦手なのであまり自信がありませんが
よろしくお願いします |
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講評日:2006/12/28 |
デッサンをする時に視覚的な印象だけに頼って空間や形態を捉えようとすると、錯覚や思い込みに左右されて、思わぬ歪みが生まれがちです。モチーフの構造、各部分どうし、部分と全体との関係を常に頭に置いておく必要があります。
箱のプロポーションですが、長辺が短いようです。ティッシュの箱の上面の比率はほぼ、1:2です。デッサンをする前に箱を手にとって、縦、横、高さの関係を十分に把握しておきましょう。
修正画像に示したようにA:Bの比率を鉛筆の軸やハカリ棒で測るのも方法です。その際には視点を固定して、腕を真っすぐに伸ばし、視線と直角に鉛筆やハカリ棒を持つよう注意してください。
次にパースペクティブですが、直方体を構成する互いに平行な稜線、例えば線a,b,cを後方に向かって延長してくと、徐々に近づいていき無限遠(画面外左上)で一点に交わります。遠くの物ほど小さく見える原理ですね。このデッサンの場合、線a’,c’が離れていき、いわゆる逆パースの状態になっています。
上面奥の稜線であるdとd’がティッシュの左右でずれているのも気になります。描き始めの時点では隠れている部分も描いてみて、全体の形状に矛盾がないかをチェックしてください。
対象のアウトラインが掴めたら、今度は輪郭線ではなく、光と面の関係に注目して、各面がどのように光を受けているか、明暗の違いで立体を表現します。このデッサンの場合、上方右寄りからの光で描かれていますが、上面と右側面では明暗の違いが、もっとあったのではないでしょうか。
調子についても全体の大きな関係に気を配りつつ、少しずつ細部を描き込んでいきます。
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投稿者:TSUKASA |
投稿日:2006/12/20 |

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初めて投稿させていただきます。
絵を描くことには以前から興味はあったのですが、デッサンは全くの初心者で、描いたのもこれがほとんど初めてです。どうかご指南のほど宜しくお願いします。 |
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講評日:2006/12/26 |
箱のプロポーションはほぼ問題がないようです。
パースペクティブの点では、上面、左側面(線a,b)がやや広がり気味です。それに対して右側面(線c)のパースは過剰です。
細部を見ると軽妙なタッチが魅力的ではありますが、その反面、箱全体やティッシュペーパー、取出口など、形状の捉え方が甘いのが気になります。デッサンは即興的なスケッチやクロッキーと違って、感覚的な印象の奥にある空間や対象の構造にまで立ち入る必要があります。
このような幾何形態の場合、各面の平面性、方向性を強調するために、それぞれの面の垂直、水平線に沿ったタッチを主にして、材質によって、他の方向のタッチを加えます。
絵心豊かな方のようなので、デッサンとしての基本を押さえた上で持ち味を活かされると良いと思います。
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投稿者:fsinichi |
投稿日:2006/12/18 |

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前回の講評ありがとうございました。講評を参考に、もう一度描きました。写真に撮ってみると、明暗の差がま足りないような気がしました。今回も、ご講評お願いします。 |
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講評日:2006/12/25 |
ティッシュの箱のプロポーションは正確に捉えられています。
上面奥の角がティッシュに隠れて見えませんが、線a,bを延長して見ると、やや上に上がっているように見えます。立体を表現する上で各頂点の位置は非常に重要ですから、描き始めの段階では見えない稜線や頂点も描いてみて、形状を確認した上で消します。その際、部分部分を個別に見るのではなく、他の稜線、頂点との角度や位置関係を相互にチェックすることが大切です。
形状のアウトラインが決まったら、次に光源と面の向きによって生じる明暗の関係に注目します。ティッシュや箱の影から判断すると前面から光があたっていますが、右側面と左側面の明暗関係に矛盾があるようです。右側面が濃いインクで印刷されており、暗く見えたのかもしれませんが、立体として表現するためには各面の明暗のバランスを優先させ、これに固有色などを加味します。
ご自分でも気づかれているようにハイライトからシャドーに至る明暗の幅が狭いようです。ティッシュの白さから箱の影までを表現する為にはもっと諧調の幅が必要です。
鉛筆で表せる明暗の幅をフルに使うよう心がけましょう。修正画像に示した様なグラデーションを描いてみられることをお勧めします。
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投稿者:terute16 |
投稿日:2006/12/15 |

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2回目の投稿です。
前回、丁寧に講評をいただきありがとうございました。それを念頭において、描いてみました。
今回、全体の形をとるのに、ずい分時間がかかりました。デッサンは、どのくらいの時間で描き上げるべきものなのでしょうか。
今回も、よろしくお願いいたします。 |
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講評日:2006/12/24 |
ティッシュの箱の高さはさまざまですから、ここでは触れませんが、その他のプロポーションは正確に捉えられているようです。
上面のパースペクティブが他の面に比べ、やや過剰気味で、上面奥が若干下がって見えます。また、ティッシュ取出口が上面中央から奥にズレているのも気になります。
諧調については、左右の側面の明暗の違いが欲しいところです。トップからのライティングで描かれている様なので、左右の違いは余りなかったのかもしれませんが、立体を表現する上で、3つの面の明暗のコントラストは非常に重要です。このデッサンの場合、ティッシュの陰影の方が強く眼に入っくるため、箱の存在感が希薄になっています。ついつい細部に囚われがちになりますが、常に他の部分と比較しながら、全体のバランスを整えるよう心がけてください。
鉛筆のタッチですが、このような幾何形態の場合、それぞれの面の水平垂直線に沿ったタッチを中心に、材質に応じて他の方向のタッチを加えます。小刻みなタッチを繋いでいくと、どうしてもムラにみえますので、できるだけ腕全体を使って大きなストロークで描いてください。
ご質問のデッサンにかける時間については特に基準はありませんが、もし美術系大学の実技試験を想定されているなら、モチーフ1点の場合、2-3時間程度でしょうか。この場合、表面のレタリングやパターンも描き込む必要があります。
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投稿者:megumi |
投稿日:2006/12/14 |

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はじめまして。今回初めて投稿させていただきました。
箱のプロポーションが少しくるってしまったかと心配しています、ご指導お願いします。
また写真の撮り方もよくわかっていなかったので不備があればご指摘ください。 |
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講評日:2006/12/22 |
こんにちわ
概ね形がとれていて、立方体の三面の違いを表現出来ていますが、少し表面的な階調の変化、箱の図柄、色に執心しすぎて、立体感を十分に表現し切れていないのが残念です。以下の点に留意して取り組んでみてください。
1)タッチで面を表現する。
タッチは面を表現する上で非常に重要な要素です。今回のデッサンにおいてのタッチは面を表現すると言うよりも、箱の色や図柄、あるいは微妙な影の変化を追いがちにあるので、大きなタッチで、面の方向性を表現するようにしましょう。つまり、上面であれば、水平面として、正面、側面であれば垂直面として捉えて、面の端から端まで長いタッチを入れていきます。これら面の方向性がしっかりと描かれ、かつ階調などの3面の関係がしっかりと取れることで立体としての量感を表現することができます。つまり、上面の水平面、正面、側面の垂直面を強調しながら、それら三面を立体としてしっかりと関係づけることが、タッチを入れることであるとまず理解しましょう。
2)立方体の垂直はデッサン用紙のタテ方向と平行にする。
箱の右側の垂直が少し歪んでいるので、用紙のタテと平行にとるようにします。三次元のものを二次元に表現するので、三次元と二次元の共通項である垂直と水平は、そのまま紙の縦、横に揃えるだけです。
ご心配されているプロポーションの件ですが、そんなに気になりません。ただ、少し左側の側面の角度がつきすぎているので注意してください。
3)同一方向の辺は奥方向に向けて絶対に広がらない。
箱の左奥にむけての辺が若干、広がっているので注意して下さい。消失点に向けて、辺が狭まっていくことがあっても、広がることはありません・立方体の形をとったら、パースがしっかりと取れているか確認するようにしてください。
写真撮影の件ですが、画面の隅が暗いので、全体に均一に光を当てるようにしてください。例えば、晴れた日の戸外で撮影すれば問題ないと思います。
頑張ってくださいね。
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