ティッシュペーパーの箱
規定課題製作
このコースでは、基本形態を描くことを中心にデッサンの初歩を学びます。デッサン初心者が気軽に参加でき、経験者が基本を徹底したい場合にも適したコースです。
ある程度、形を捉えることができるようになれば、これが描く自信と喜びにつながり、質感や量感の表現、構図へと発展します。そしてなにより絵としての魅力が生まれてきます。
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入門01
ティッシュペーパーの箱
箱のプロポーション(比率)とパースペクティブ(奥行き感)を正確に捉えてください.見えている3つの面以外に裏側の見えない面の形も想定して描きます.また,面の向きによる明暗の違いをしっかり把握するために,できるだけ一方向から光があたるような設定をしてください.
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投稿者:miecyan |
投稿日:2007/01/09 |

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初めての投稿です。形、角度、それから光と影のバランスに苦心しました。鉛筆は4Bから4Hまで6本を使い分けながら描きました。よろしくご指導をおねがします。 |
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講評日:2007/01/20 |
箱のプロポーションについては問題がないようです。
パースペクティブの点では修正画像に赤線で示した部分が若干起き上がり気味です。また、ティッシュ取出口が上面中央からズレているのも気になります。
問題は各面の明暗と陰影の表現です。複数の光源で描かれているのでしょうか。手前の影の様子から判断すると左後方から光がきているようですが、右の方には後方へ落ちる影もあります。できるだけ1方向からの光線状態を選ばれた方が良いでしょう。
直方体は6つの面で構成され、そのうちの3面が見えています。この3面は光源に対して、互いに違う方向を向いていますから、受ける光の量が異なり、これが各面の明暗の違いとして眼に映ります。光線に対して直角に近いほど多くの光を受け、明るく見えます。まず、各面が受ける光の量に注目し、その上で個々の面の色彩や光沢などの要素を加味していきます。その際、細部に囚われすぎて、3つの面の大きな明暗関係を見失わないよう注意します。ティッシュも面に分割して考え、光とそれぞれの面の向きを意識しながら、調子をつけていきます。
鉛筆の使い方ですが、芯の腹で擦るのではなく、芯の先を使ってタッチの積み重ねで、濃淡を表現します。このような幾何形態の場合、平面性を強調する意味でも面の垂直、水平方向に沿ったタッチを主として、材質によっては他の方向のタッチを加えます。
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投稿者:erakeiko |
投稿日:2007/01/07 |

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初心者です 明暗や遠近のつけかたがわかりません ご指導よろしくおねがいします |
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講評日:2007/01/19 |
まず、パースペクティブ(遠近感)についてですが、直方体を構成する稜線のうち、互いに平行なもの、例えば修正画像に示した線a,b,cを後方に向かって延長していくと、その間隔が徐々に近づいていき、無限遠(画面外の左)で一点に交わります。近くのものが大きく見え、遠ざかるに従って小さく見える原理ですね。あなたのデッサンの場合、線bに対して線a’,c’が開いていきます。線d,e,fも同じ傾向にあります。
この様な狂いの多くは視点が定まっていないことが原因です。部分部分をバラバラの位置から見た形をひとつの画面にまとめようとすると、どうしても互いの関係に矛盾が生じ、全体が歪んで見えます。常に同じ視点からモチーフを見ることが大切です。
とはいうものの、長時間同じ視点を保つことは困難です。そこで、相対的に見るということを心がけてください。つまり、線aの長さや傾きを決めるときは線b,cを意識しながら、これらとの比較の上で決めます。
明暗についても同じです。光の位置に対して各面がどのような方向を向いているかに注目します。光源に対して直角に近いほど多くの光を受けます。始めに、この関係をしっかり捉えた上で、徐々に各面のレタリングやパターンを描き込んでいきます。この時も面どおしの大きな関係を崩さないよう注意してください。
形についても明暗についても部分部分と全体の関係を矛盾なく描き出すというのがデッサンの基本です。眼に映る印象から一歩踏み込んで、対象の構造、空間や光との位置関係などを理解しながら描くことが大切です。
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投稿者:akira |
投稿日:2007/01/05 |

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明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。
3回目の投稿になります。
何回書いてもタッチが難しいです。
ご講評宜しくお願いします。
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講評日:2007/01/17 |
箱のプロポーションはほぼ正確に捉えられています。
パースペクティブは若干きつめではありますが、前回に比べるとかなり自然になってきました。赤線で示した上面奥の稜線が若干起き上がっていることと、垂直線の傾きが気になります。
諧調については、見た目の明暗の印象から一歩踏み込んで、光の方向と面の向きに注目し、それぞれの面がどのように光を受け、光を反射しているかをしっかり把握しましょう。ティッシュも不定形の面の連続体と考えます。まず、各面の明暗の関係を大きく捉え、その上で少しずつレタリングや表面の調子の変化を描き込んでいきます。描いているうちに、ついつい部分部分をバラバラに見てしまいがちですが、常に他と比較しながら、全体の関係を崩さないよう注意してください。
また、側面のレタリングやパターンは面の方向を示す上で有効ですが、きちんと面に沿っていないと逆効果となりますので、特に神経を払ってください。
確実に上達されています。自信をもって次の課題に取り組んでください。
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投稿者:WUCHIHWEI |
投稿日:2007/01/03 |

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初めて投稿させていただきます。
箱形が少しずれていると思いますがご指導いただくようにお願い致します。 |
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講評日:2007/01/15 |
ご自分でも気づかれているように箱のパースペクティブ(遠近感)に問題があります。
直方体を構成する互いに平行な稜線、例えば修正画像に示した線a,b,cを後方に向かって延長していくと、無限遠(画面外の左)で一点に交わるはずです。近くの物ほど大きく、遠くの物ほど小さく見える原理ですね。あなたのデッサンの場合、線a’が起き上がっているため、線b,cとは交わりません。線d’,e’も同じ傾向にあり、遠ざかるほど大きく見える逆パースの状態になっています。
このような狂いの多くは視点が定まっていないことが原因です。例えば、上面奥を見る時には無意識のうちに首が伸びで上から覗きこんでいませんか。常に同じ視点から対象を捉えることが大切です。
とは言うものの、長時間、同じ視点を保つことは苦痛ですよね。そこで、部分部分を単独に見るのではなく、他と比較しながら、つまり、線aであれば、線b,cとの関係で長さや傾き具合を決めていきます。この段階では底の稜線など見えない線も仮に描いて相互関係を把握します。
それから、できるだけ頻繁に自分が描いているデッサンを正面から見て、チェックしてください。通常、画用紙を前後に傾けて描きますから、この状態では正確な判断はできません。
モチーフのアウトラインが掴めたら、今度は光源の位置と面の向きに注目してください。上面、左側面、右側面は光源に対して互いに違う方向を向いていますから、受ける光の量が異なり、これが各面の明暗となって現れます。明暗についても他の面との比較しながら、全体のバランスの中で決めていきます。
デッサンのポイントはフォルムにしろ、明暗にしろ、部分と部分、部分と全体の関係を矛盾なく描き出すことにあります。
このことは基本形態を繰り返し練習することで確実に身につきますから、根気よく頑張ってください。
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投稿者:milky0617 |
投稿日:2006/12/31 |

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はじめまして。初めての投稿になります。デッサンは初心者ですが、これから基礎から勉強していきたいと思います。2H、H、HB、B、2B、4Bの鉛筆を使いました。よろしくお願いします。
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講評日:2007/01/14 |
初心者だそうですが、なかなかしっかり描かれています。
撮影時に傾いたのでしょうか、右に傾いているようなので、補正した上で講評します。
箱のプロポーションは問題ありませんが、パースペクティブの点で、右端の垂直線の傾きが気になります。俯瞰気味に見ているので、透視図法の原理からすれば垂直線は外側に傾きますが、人間の視覚ではこれを幾分補正して認識しているので、図法どおりに描くと極端に感じます。
次に光の方向と各面の関係を意識しましょう。直方体を構成する各面は光源に対して互いに異なる方向を向いていますから、受ける光の量が異なります。光の方向に対して直角に近いほど、多くの光を受け、これが各面の明暗の違いとなって現れるわけです。ティッシュも不定形の面のつながりと考えます。この大きな関係をしっかり掴んだ上で、各面のパターンやレタリング、諧調の変化を少しずつ描き込んでいきます。その際、あくまでも面と面の関係を崩さないよう注意を払います。
ティッシュの方はもう少し細部の調子の違いを見極める必要があります。修正画像に示したa,b,cなど、よく見れば微妙な違いがあるはずです。つまり、面の表面上の変化よりも面そのものの違いを重視します。
このようにティッシュのハイライトから箱の陰影までを矛盾なく描き分ける為には、2Hから4Bの鉛筆を使って表現できる明暗の幅をフルに活用する必要があります。一度、修正画像右下に示したようなグレースケールを描いてみて確認されることをお勧めします。
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