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ティッシュペーパーの箱 ・ 紙パックの牛乳紙コップボール

ティッシュペーパーの箱

規定課題製作

このコースでは、基本形態を描くことを中心にデッサンの初歩を学びます。デッサン初心者が気軽に参加でき、経験者が基本を徹底したい場合にも適したコースです。
ある程度、形を捉えることができるようになれば、これが描く自信と喜びにつながり、質感や量感の表現、構図へと発展します。そしてなにより絵としての魅力が生まれてきます。

入門01
ティッシュペーパーの箱

箱のプロポーション(比率)とパースペクティブ(奥行き感)を正確に捉えてください.見えている3つの面以外に裏側の見えない面の形も想定して描きます.また,面の向きによる明暗の違いをしっかり把握するために,できるだけ一方向から光があたるような設定をしてください.
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投稿者:HIDE
投稿日:2007/04/02

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箱のシャープさを出すために、H,2Hなどを使って仕上げてみました。ティッシュと箱の質感の違いは出ましたでしょうか?濃さを出すには、回数を重ねなければならず、多くの時間を費やしたように思います。この仕上げで、5時間ほどです。人によるでしょうが、かかりすぎでしょうか?

講師より 講評日:2007/04/02

箱とティッシュの質感の違いはよく表現されています。箱のシャープさについてもよく描けているのですが、上辺の手前側に比べて奥側の辺にゆがみが出ていますので全体のフォルムにも気を配るようにしてください。全体では大変丁寧に書き込まれていて好感の持てるデッサンになっています。ただ、書き込みによってストローク(線描)がぼけてしまうタッチにならないようにしましょう。影の部分を表現する時も、ストロークの一本一本が消えてしまわないように気をつけてください。仕上がりまでの時間は今はあまり気になさらなくても良いと思います。

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投稿者:yuko
投稿日:2007/03/03

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初めて投稿させていただきます。どうぞ宜しくお願い致します。
デッサンは今まで自己流でやってきましたので、
箱のバランスや形などがまちまちになっていないか心配です。
じっくり箱を観察することで、普段気付かないような形や様子を発見できて、とても新鮮でした。


講師より 講評日:2007/04/01

講評が大変遅くなり申訳ありません。
このデッサンには二つの視点が混在しています。修正画像に青線で示した右寄りの視点と赤線で示した左寄りの視点です。
右側面を描く時は右へ、左側面を描く時は左へ視点が移動したものと思われます。
同一の画面に複数の視点を持たせることは絵画技法としては興味深いのですが、基礎トレーニングとしてのデッサンであれば、まずは単一の視点から矛盾なく対象を捉えることが大切です。
といっても長時間同じ視点を保つことは困難です。そこでモチーフの部分、稜線とか面を個々に見るのではなく、常に相互関係を押さえながら見てください。例えば右側面を描く時は左側面、上面と比較しながら形を決定します。
モチーフのアウトラインが決まったら、次に光の方向と立体を構成する各面の向きを意識しながら、それぞれの面がどのように光を受けているのか、明暗の違いとして表現します。
この段階で輪郭線は徐々に弱まり、面が浮かび上がってきます。
その上で、各面のパターンやレタリングを少しずつ描き込んでいきます。細部に囚われて、面どおしの関係を見失わないよう注意してください。
鉛筆の使い方ですが、このような幾何形態の場合、芯の腹で擦るのではなく、芯を立てて面に沿ったタッチの積み重ねで濃淡を表現するとシャープなメリハリのある画面になります。
3次元の立体を視覚情報だけをたよりに平面上に描写するわけですから、対象を視る眼とこれを解釈する頭、それを表現する手の修練が必要です。これらは基本形態を繰り返し練習することで確実に身につきますから、焦らずに頑張りましょう。

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投稿者:kei0116
投稿日:2007/03/03

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初めて投稿させて頂きます。
紙の質感というのをどうやって出せばいいのか解らず、手探り状態で描きました。
宜しくお願い致します。

講師より 講評日:2007/03/31

講評が大変遅くなり申訳ありません。
まず、箱のプロポーションですが、長辺が短いようです。デッサンをする前にモチーフを手にとって、縦、横、高さの比率を確認しましょう。また、鉛筆の軸やハカリ棒を使って修正画像に示したX:Yの比率を測ってみるのも方法です。その際、視点を固定して、腕を真っすぐに伸ばして、鉛筆やハカリ棒を視線と直角に持つよう注意してください。
次にパースペクティブについてですが、直方体を構成する互いに平行な稜線、例えば線A,B,Cを(箱の)後方に向かって延長していくと、徐々に近づいていき、無限遠(画面外の左上方)で一点に交わります。あなたのデッサンの場合、線A’が起き上がっているため、線B,Cと交わることはありません。上面奥を描く時に無意識のうちに首が伸びて上から覗きこんでいませんか。部分をバラバラに見ていると、このような過ちを犯しがちです。線Aを描くときは常に線B,Cと対比しながら傾きを決めます。
モチーフのアウトラインが掴めたら、光の方向と面の向きに注目し、各面がどのように光を受けているかを明暗の違いととして描き分けます。その上で各面における調子の変化やレタリングなどを少しずつ描き込んでいきます。その際、レタリングが各面の水平垂直線に沿っていることが大切です。また細部に囚われるあまり、面どうしの関係を見失わないよう注意してください。
ご質問の紙の質感表現ですが、互いに直角に接する平面で構成された箱と不定形の曲面の繋がりであるティッシュペーパーでは光の受け方、反射の仕方が異なります。これらの諧調の変化を丁寧に見極めることが第一歩です。
箱の部分は鉛筆をたてて、手首ではなく、腕全体を使った大きなストロークでタッチを重ねていくと平面性が強調されます。ティッシュペーパーは柔らかめの鉛筆でデリケートな諧調の変化を追っていきます。双方の対比の中から質感が浮かび上がってきます。

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投稿者:kurage
投稿日:2007/03/03

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初めて投稿します。
影の書き方が難しかったです。
厳しい批評をよろしくお願いします。

講師より 講評日:2007/03/30

講評が大変遅くなり申訳ありません。
修正画像をご覧ください。
上面奥の角がティッシュペーパーに隠れているので、線a’と線dを延長して、上面の形状を確認してみました。
直方体を構成する互いに平行な稜線、例えば線a,b,cを(箱の)後方に向かって延長していくと、徐々に近づいていき、無限遠(この場合、画面外の右上方)で一点に交わります。
前方に向かって伸びる2本の鉄道のレールが地平線で交わるように見えるのと同じ原理です。
あなたのデッサンの場合、線a’が起き上がっているため、線b,cと交わることはありません。このような狂いの原因は視点の移動にあります。俯瞰の場合、特に視点が安定しにくいので、椅子に座って食卓の上のものを見るような自然な視点で描かれた方が良いでしょう。
箱のアウトラインが掴めたら、光の方向と各面の向きに注目して、それぞれの面を大きな明暗の違いとして捉えます。その上で全体のバランスに配慮しながら、各面のなかでの明暗の変化を少しずつ描き込んでいきます。
影の様子から判断すると複数の光源で描かれているようですが、可能であれば一つにされるか、さもなくば頭の中で整理して描く必要があります。
デッサンは3次元空間にある立体物を矛盾なく2次元の画面に表現するわけですから、客観的に対象の構造を捉える眼とそれを正確に描き出す手の技が求められます。基本形態を繰り返し練習することで確実に身につきますから、あせらずに頑張ってください。

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投稿者:milky0617
投稿日:2007/03/01

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お久しぶりです。二回目の投稿になります。前回指摘されたことに気をつけてもう一度ティッシュペーパーの箱を描きました。よろしくお願いします。

講師より 講評日:2007/03/29

講評が大変遅くなり申訳ありません。
前回同様、箱のプロポーションは正確に捉えられています。
前回より視点が下がったため、構図的にも安定感がでてきましたが、やはり3本の垂直線の傾きが気になります。この場合、垂直か、やや気持ちだけ外側に開く程度が自然でしょう。
左側面のレタリングやパターンも面の垂直線に沿うよう気をつけてください。また、ティッシュペーパーの輪郭線がやや強いように思います。
諧調的には全体に明暗の幅が狭いため、ボリューム感に欠けています。前回の繰り返しになりますが、ティッシュのハイライトから箱の陰影までを矛盾なく描き分ける為には、2Hから4Bの鉛筆を使って表現できる明暗の幅をフルに活用する必要があります。
確実に上達されていますので、今後が楽しみです。

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