ティッシュペーパーの箱
規定課題製作
このコースでは、基本形態を描くことを中心にデッサンの初歩を学びます。デッサン初心者が気軽に参加でき、経験者が基本を徹底したい場合にも適したコースです。
ある程度、形を捉えることができるようになれば、これが描く自信と喜びにつながり、質感や量感の表現、構図へと発展します。そしてなにより絵としての魅力が生まれてきます。
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入門01
ティッシュペーパーの箱
箱のプロポーション(比率)とパースペクティブ(奥行き感)を正確に捉えてください.見えている3つの面以外に裏側の見えない面の形も想定して描きます.また,面の向きによる明暗の違いをしっかり把握するために,できるだけ一方向から光があたるような設定をしてください.
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投稿者:keta |
投稿日:2007/03/12 |

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前回は丁寧なご指摘ありがとうございました。
今回ティッシュペーパーの箱を描きました。
何かがおかしいのは分かるのですがどこを直せばいいのかわかりません。
よろしくお願いします。 |
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講評日:2007/04/06 |
繊細なタッチと調子で爽やかに描かれています。
なかなかよく描けていると思いますが、ご本人は何かがおかしいようだけどそれが何かはわからない、とのことです。そのようなことは意外とよくあることですね。ちょとした小さな狂いが積み重なってということや、(形の一部が隠れて見えない構図のときに)隠れた部分の形に歪みが生じていることが原因であることが多いものです。
この作品の場合も、引き出されたティッシュに隠れた、箱の奥の角の位置(との関係)がうまく決まっていないようです。若干奥(画面上寄り)になってしまっていることで、結果的に箱の奥側の短辺(画面右上)が長くなってしまい、遠近感が不自然になってしまいました。箱の上面(ティッシュの出口がある面)に注目してみると、左から右にいくにしたがって面の奥側が反り上がってきて、面が捻じれているように感じませんか?
立体感や遠近感を気にして描くときに、意外と意識から外れがちになるのが、この「面の平らさ」を描くという意識です。次回作でもぜひ注意してみてください。
また、ちょっとしたことに気を配るだけで、ぐっと形を捉えやすく、描きやすくなるということがあります。この作品では、ティッシュで奥の角を隠さないように少しだけ角度を変えたり、ティッシュペーパーの形を変えたり、ライティングを少し変えたりすることでだいぶ違ってくるのではないかと思います。
画用紙に描き始める前に、メモ程度でも結構ですので、ポイントをチェックするための下書き(エスキース)を何度かしてみるのも役立つと思います。
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投稿者:kiely |
投稿日:2007/03/12 |

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単純な形なのに以外に難しかったです。 |
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講評日:2007/04/06 |
見慣れている単純な形態でも、描いてみると結構難しいことはよくあります。逆に、一見複雑なものが描きやすかったりすることもあるものです。それは形を捉えるときの具体的な手がかりが豊富に見つけられるかということでもあります。
このモチーフのような箱型は基本的な形体ですから、まずはそれどれの面・輪郭線の比率を的確にとらえて、プロポーション、スケール感をしっかりとつかむことが大切になります。
ただ、ティッシュの箱が直方体だからといって、輪郭のパースのみに頼る必要はありません。模様やロゴなど、箱の表面にもいろいろな手がかりとなるものがあります。例えば、下部の帯状の色の違った面、ロゴの水平垂直のラインなどです。それらが箱の輪郭とどのような関係にあるのか(平行か?直角に交差するのか?など)をチェックして箱全体の形を確認してみましょう。
この作品の場合、箱の形態がやや上部すぼまり・極端に言えばピラミッド状の歪みが出ています。また、輪郭線がそれぞれぞれ微妙に曲がっているので、形に不安定な印象を与えてしまっています。
次回は直線をまっすぐに描く、他の要素(手がかり)と比較するチェックポイントをなるべく多く見つけること、箱の印刷模様も積極的に描く、ということに注意して取り組んでみてください。
描く要素が増えてくると鉛筆の使い方・トーンの違いなどにも、具体的な問題意識が出てくると思います。じっくりと取り組みながら、ひとつづつクリアしていきましょう。
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投稿者:yuuta |
投稿日:2007/03/24 |

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初投稿です。
ティッシュの質感がなかなか出せません。
よろしくおねがいします。 |
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講評日:2007/04/06 |
講評が大変遅くなり申訳ありません。
箱のプロポーション、パースペクティブとも正確に捉えられています。垂直線が何れも内側に倒れているのは撮影時の歪みですね。できるだけ、正面から撮影してもらった方が的確な講評ができます。
光の方向と面の向きによる明暗の違いなど、よく観察されているようですが、全体に輪郭線が主張しすぎており、今一歩、ヴォリューム感に欠けています。特にティッシュペーパーの輪郭線は特有のデリケートな諧調の変化を損なっています。
質感表現についてのご質問ですが、各面が直角に接する箱と複雑な曲面をもったティッシュでは光の受け方や反射の仕方が異なります。この違いをしっかり意識して対比させることが大切です。
例えば、ティッシュの陰影を描いている時はそこにばかり眼がいきがちですが、常に箱の光の当たっていない面や机上に落ちる影と比較しながら、濃淡を調整していきます。
平面の鉛筆のタッチにムラが見られます。もう少し丁寧にタッチを重ねましょう。また、平面部分は手首から先ではなく、腕全体を使って大きなストロークで描くよう心がけてください。
基礎的なデッサン力はお持ちですから、上達は早いと思います。頑張ってください。
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投稿者:tachiko2627 |
投稿日:2007/03/18 |

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初めての投稿です。中学1年から3年くらいデッサンをしていないのですが、大学入試で必要になりそうなので練習を始めました。使用した鉛筆はBで時間は2時間ぐらいです。講評お願いしまいします |
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講評日:2007/04/06 |
講評が大変遅くなり申訳ありません。
箱のプロポーション、パースペクティブとも的確に捉えられています。上面奥の角がティッシュペーパーに隠れて見えませんが、この部分は見せた方が箱の形状を描写する上で良かったでしょう。
ティッシュ取出口が上面中央からズレている点は残念です。ここは意外と見逃しがちなポイントです。また、左側面の紙の重ね目のパースのズレも気にかかるところです。
諧調の点では箱とティッシュの質感の描き分けが必要です。
特に箱を構成する大きな平面は鉛筆の芯の腹で擦るのではなく、鉛筆の先を使って、それぞれの面の水平、垂直方向に沿ったタッチを積み重ねて明暗の調子を出します。その際、手首から先ではなく、肩から腕全体を使って大きなストロークで描くようにすると、より平面性が強調されシャープな印象が生まれます。
面の角のハイライトはよく観察されていますが、やや幅が広いようです。
鉛筆はBだけでなく2H〜2Bを併用することで、諧調の幅が広がり、画面に深みが生まれます。
基礎的なデッサン力はお持ちですから、上達は早いと思います。頑張ってください。
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投稿者:minana |
投稿日:2007/03/12 |

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講評ありがとうございました。
ご指導のように、描いては立てて見直すを
繰り返して描きましたが、写真に撮ると
どこか自分で納得がいかず 何枚も描きました。
それでもよくわかりません。
どうぞよろしくご指導お願いします。 |
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講評日:2007/04/05 |
講評が大変遅くなり申訳ありません。
前回同様、箱のプロポーションはほぼ正確に捉えられています。
問題はパースペクティブですが、上面奥の角が下がって見えます。
それぞれの面や稜線をバラバラに見ているとこの様な過ちを犯しがちです。線aを描くときには必ず線b,cとの関係に注意してください。線d,e,fに関しても同様です。
また、左右の垂直線が何れも内側に傾いているのも気になります。
光の位置と各面の向きを意識して、立体を明暗で捉えるという点ではかなり上達されています。
パースペクティブの捉え方についても繰り返し基本形を練習することで確実に身につきますから、あせらずじっくり取り組みましょう。
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