手を描く
自由課題製作
基本的なデッサン力(形態の把握、材質感の描写、構図・構成、など)が、身についていると思われる人を対象としたコースです。
2つの課題傾向(ルーム)を柱として、それぞれのモチーフ設定の自由度を高めた内容になっています。
じっくりと制作していただき、より充実した作品制作に向けてのアドバイスをおこなっていきます。
課題グループ
1:静物課題…卓上モチーフ(自由に設定、室内風景(部屋の片隅など))
2:人物課題…手を描く、自画像を描く、モデルを描く
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展開05-B-1
手を描く
自分自身の手を、肘近くまで入れてしっかりと描き込んでみましょう。
手の平だけなど、手首から先だけの構図にならないように注意してください。時計や指輪など小物・アクセサリーなどにも配慮して、画面の構成に変化を与えるのも良いでしょう。
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投稿者:toni |
投稿日:2006/08/05 |

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以前描いた手のデッサンがありましたので投稿してみます。
画用紙ではなく、大き目のクロッキー帳に描いています。
こうして見ると描き込みが足りないと自分でも思います。
ご講評いただけますよう、よろしくお願いいたします。 |
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講評日:2006/08/07 |
さらっとしたスピード感のあるデッサンですね。
10分程度の軽いスケッチといったところでしょうか。次回はもっと時間をかけて描き込んでみて下さい。描写用紙もクロッキー帳などの薄手の紙ではなく、画用紙などしっかりした紙に描くと良いでしょう。鉛筆の硬軟の違い、筆圧や密度、消しゴムなどでの作業も、よりどっしりと受け止めてくれるので、作業への集中度も安心感を伴って高まっていくでしょう。
手首をひねった感じがなかなかうまくとらえられています。しかし、指の形がその動きとうまく繋がって見えてきません。指の前後の距離感が感じられないので、指が実際より短く見えてしまっています。そのために、この手首を内側に曲げてボールを抱えるような全体の流れ・動きが最後まで繋がっていきません。
指先の形、指の関節部のしわの様子、指の側面の見え方の変化などに気を付けながら、親指との位置関係(たとえば、親指と小指の第1関節はどちらが奥にあるか、など)も意識して描写していくと良いでしょう。要は、いろいろな角度から観察してみましょうということでもあります。
また、時間や描画用紙の関係もあるでしょうが、タッチもやや荒く感じますし、鉛筆の調子の変化も少ないように思います。
次回作を楽しみにしています!がんばってください!
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投稿者:buzz |
投稿日:2006/08/04 |

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握った手を描いてみました。
広げた手はまだしっかりと指の関係をかけないので、まずは握った感じと質感を上手くかけるようにと考えています。
鉛筆はステッドラーで6H-5Bあたりです。
紙は135k程度の水彩画用紙のツルツルの面に書きました。
最初はHBやFあたりの鉛筆で形を取り、そこから3−5Bあたりで影を作って後、6H-2Bあたりで皮膚感を出す為に延延と線を引きました。
作成時間が8時間程度かかってしまっています。
ご教授宜しくお願いします。
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講評日:2006/08/05 |
力強い、量感溢れるデッサンです。
手という難しいモチーフを、まずは握った形・塊状にしてよりシンプルに扱ってみようという工夫はとても良いと思います。その甲斐あって、がっちりとした「こぶし」の量感が良く出ています。
しかし、やや調子が単調になってしまいました。使っている鉛筆にはかなり硬軟の幅を持たせているようですが、使い方、重ね方が同じようなパターンになっているのではないでしょうか。手の甲側の暗部、親指の付け根の関節の影、手首付近の暗部、曲げた人差し指の内側、など調子が濃く描かれているところが同じ調子にみえてしまいます。実際には形の違い、面の角度の違い、接し方の違いなどによってもっと変化があります。それらの、位置感、面の方向、などをしっかりと比較・観察して、一見同じような調子に見えるところ同士を良く比べてみましょう。
さらに、今回のポーズ・構図では指の先端がまったく見えていないのでわかりにくいかもしれませんが、それぞれの指、あるいは手の甲や手のひらなどとの長さの比率をきちんと確認しましょう。描かれた画面上のこの手を広げて見たとしたら・・・と、想像してみて下さい。やたらと細い親指、妙に長い人差し指・中指・・・・など、違和感のある手の形が頭に浮かんできませんか?
画面上に直接描かれていない、見えない形、裏側の形まで意識して描きましょう。また、手首から下、腕の部分ももう少し描き込んで欲しいと思います。
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投稿者:yamato |
投稿日:2006/08/02 |

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まだデッサンは初心者ですが書いてみたのでご批評お願いします。 |
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講評日:2006/08/05 |
デッサンは初めてに近い段階でしょうか?
まずはもう少し描きやすいモチーフを選択された方が、学習効果が上がるのではないかと思います。その中で、輪郭線の表情の違い、調子の違い、鉛筆の濃度ととその効果、形態の比率と捉え方など、基本的なことをしっかりと確認しながら徐々にステップアップしていきましょう。それらのことがよりわかりやすいシンプルなモチーフ(ボールや紙コップなど)から始めてみてはいかがでしょうか。
この作品では太目のl輪郭が力強さを持っていてその点では良いのですが、輪郭線と中身の調子、形態感が別物になってしまっています。一部を除くと単調な「縁取り」のようでもあります。指の関節のしわなども同様に単に傷跡のマークのようになってしまっています。
また、調子の幅も少なめ(鉛筆の濃淡の段階数が少ない)で、擦って出来ている調子が多いのも気になります。ボリューム感など形態に沿った調子で描かれていないので立体感が感じられません。さらに、爪のつき方などももっとじっくりと観察していかなくてはいけないでしょう。
全体にもっともっとしっかりと観察していきましょう。たとえ指一本だけのデッサンになってもかまいません。集中して現在の力量で観えるところまで、描けるところまでを全力でやりきってください。その後には具体的な問題点が自ら自覚できるようになっていくでしょう。
がんばってください!
是非、入門コースの課題からチャレンジしてみてください!
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投稿者:5a |
投稿日:2006/07/24 |

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今回は、自分の左手を描いてみました。
ご講評をよろしくお願いします。 |
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講評日:2006/07/26 |
丁寧に描かれたデッサンです。あっさり・カラッとした調子が魅力的です。
全体的に輪郭線の表情が硬いですね。切り取った様に見えてしまい、手の甲側への回り込みがあまり感じられなくなってしまっています。輪郭の強弱、回り込む調子の変化など、もっとしっかり観察していきましょう。
また、暗部や影の調子など、鉛筆のトーンの乗せ方・質感などにも注意を向けると良いでしょう。硬めの鉛筆でタッチを詰めながら重ねて出した調子や、柔らかめの鉛筆で筆圧を軽くして乗せてみたり、鉛筆の性能と効果を実際に試してみてください。その際には、接しているところ・離れているところの違い、回り込む角度の違いなどにも注目してみましょう。
手のひらや手首のしわも、その表情の変化をじっくりと見て描きこんでいきましょう。手首にも親指の関節部分くらいの描写が欲しいところですし、手のひらのしわは傷のように見えないように、周りとのつながりを意識した描写にしたいところです。そのうえで全体感に気をつけて仕上げていきましょう。
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投稿者:atsushi7704 |
投稿日:2006/07/16 |

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前回はご講評ありがとうございました。
凄く参考になりました。
今回は手を描きました。ご講評よろしくお願いします。 |
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講評日:2006/07/17 |
デリケートで誠実なデッサンになっています。
親指周辺はシャープにしっかりと描き込み、小指などは淡く抑えた描写をしています。これはこれで雰囲気、スケール感のある描写になっています。
しかし、やや極端にメリハリをつけすぎてしまいました。広大な風景ならともかく、このような10cm程度の距離であれば、ここまで濃淡をつけてしまうとかえって不自然に感じてしまいます。
ライティングによって出来る、光が当たって明るいところと陰になるところとの「明暗の」コントラストでの表現なら良いのですが、「濃淡」による距離感表現や(空気遠近法と呼ばれます)、ぼやかしによる表現は、この場ではあまりお勧めできません(もちろん絵画の表現方法として有効な技法であることはいうまでもありませんが)。徹底的に輪郭の表情や周辺との関係を明確に描くことで形態の表現をすることを目指してほしいと思います。
また、手の甲側の手首部分がぼこぼこしすぎていて骨格が不自然に感じてしまいます。手首を伸ばした状態での手の甲から手首にかけての形を想像すると余分なふくらみが出てきそうです。場合によっては関節が一つ多いように見えてしまうでしょう。時には動きを想像しながら、骨格と筋肉のつき方、輪郭の表情や回り込みの描写をしっかりとしていきましょう。
さらに、暗い(黒い)鉛筆の調子(トーン)の段階がもう少し増えると、より充実したデッサンになるでしょう。
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