針金とコピー用紙ラップで包んだ日用品紙立体を描く ・ 手を描く ・ 新聞を持った自画像自画像を描く文房具を持った手工具を持った手

手を描く

自由課題製作

基本的なデッサン力(形態の把握、材質感の描写、構図・構成、など)が、身についていると思われる人を対象としたコースです。
2つの課題傾向(ルーム)を柱として、それぞれのモチーフ設定の自由度を高めた内容になっています。
じっくりと制作していただき、より充実した作品制作に向けてのアドバイスをおこなっていきます。

課題グループ
1:静物課題…卓上モチーフ(自由に設定、室内風景(部屋の片隅など))
2:人物課題…手を描く、自画像を描く、モデルを描く

展開05-B-1
手を描く

自分自身の手を、肘近くまで入れてしっかりと描き込んでみましょう。
手の平だけなど、手首から先だけの構図にならないように注意してください。時計や指輪など小物・アクセサリーなどにも配慮して、画面の構成に変化を与えるのも良いでしょう。

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投稿者:5a
投稿日:2006/09/19

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今回も左手ですが、よろしくお願いします。

講師より 講評日:2006/09/19

丁寧に描かれた、澄んだ空間を感じさせるデッサンです。
指の表情、つながり、輪郭の形体感など、前作と比べてもとてもしっかりとしてきたように思います。特に机上に押し付けられるように接している指の描写がとても自然な感じで良いですね!

いくつかステップアップへのポイントをあげておきますと、一つはプロポーションが不自然でないかを十分にチェックしてください。この場合、人差し指の付け根の関節部分が異常に折れ曲がり、飛び出しているように見えてしまっていますが、「ポーズの特徴を強調する」にしても極端な感じがしますし、どうしても手全体の形が歪んでいるように感じてしまいます。
人の手は顔と同様に人それぞれの特徴があり、肉付きや指の長さなどいろいろな違い・個性がありますから、輪郭的な形だけでプロポーションの正確さを判断しきれるものではありませんが、少なくとも骨格のつながりが「???」と疑問に思えるようではいけません。その点でこのデッサンのプロポーション・骨格は微妙なところにあると思います。
また、机上に落ちる影と指に落ちる影のトーンの違いを意識して描きましょう。親指の影がテーブル・ひとさし指・中指・・・と続いている辺りは、このポーズのひとつの「見せ場」です。じっくりと描きこんでください。
同様に、手首の内側の表情・かたちも重要なポイントになります。ここもじっくりと描きこんでください。

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投稿者:otokoB
投稿日:2006/09/09

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 今回はそれなりに満足いく物になりました。ただやっぱり距離感が・・・。中指、薬指、小指と手のひらとの距離が出ませんでした。あと遠い所にある人差し指も、どう描いていいか分からずじまいになってしまった気がします。

 よろしくお願いします。

講師より 講評日:2006/09/09

しっかりと描かれた充実したデッサンです。爪の表情や関節の様子、皺などもよく観察してしっかりと描かれています。

コメントにあるように、人差し指の描写が少し物足りない感じがします。ぱっと見は指の裏表が区別が付きません。(手の甲側から見た指のようにも見えてしまいます。)このあたりのことは、関節の内側・外側の違いを意識しながら、その皺などを手がかりに描きこんでみてください。
また、距離感についてですが、画面奥側と手前側の差、「厚み」がうまく出せていません。指の輪郭などは非常に丁寧に描かれていますが、もう一歩踏み込んで、指の形を描き分けるためだけでなく、同時に輪郭線の内側と外側の関係を捉える意識を持って輪郭を観察・表現することを心がけていきしましょう。そのためには、輪郭の一箇所だけを見ながら描くのではなく、左と右など両側の輪郭を同時に見ていくように意識して下さい。そして徐々に同時に比較する部分を増やしていきながら、全体感を見ていくように出来ると、より素晴らしいデッサンになるでしょう。
例えば今回のデッサンで言えば、隣り合った指同士の位置関係は良くわかりますが、もうひとつとなりとの関係になるとちょっとわかりにくくなってきます。また、親指以外の4本の指の付け根の位置を見ていくと、つながりが感じられません。したがって手のひらの形がゆがんで見えてしまいかねないということになります。

あともう一息、大きな関係(全体感)、厚み(側面の形を如何に感じさせるか)に特に注意して、がんばってください!きっと素晴らしいデッサンが描けることでしょう!

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投稿者:otokoB
投稿日:2006/09/03

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 不味いできなのですが紙が擦り切れてしまったので、諦めました・・・。自分の技術には苦しいポーズで描いてしまった気がします。遠近感が全く出ませんでした。
 前回頂いた講評を自分なりに考えながら描いて、少し分かった気がします。次回頑張りたいです。

 

講師より 講評日:2006/09/04

描くべきポイントをしっかりと意識して制作されたデッサンです。
よく観察して描かれていますね。結果的にはタッチがやや荒く感じてしまいますが、紙が擦り切れるまで描き込んだことから、やむをえないところもあるのでしょう。ここで言う「荒さ」はタッチの間隔が広すぎるとか形に添っていないとかではなく、所々に引っかいてしまったような、黒い短めの傷のようなタッチが残っていることを指しています。描写的には特に気にする必要もありません。ただ、暗い・濃い調子がやや単調です。これも紙の影響があるのかもしれませんが。

コメントにある「遠近感」についてですが、親指とその奥に見える3本の指との距離感・位置関係が曖昧に見えます。そのため、遠近感がうまく出ていないように感じられてしまいます。
このポーズでは親指と人差し指は接しているように見えていますが、親指と中指の関係はどうなっているのでしょう?また、中指・薬指・小指はそれぞれ接しているのでしょうか?漠然と「遠近感」を追い求めるよりも、それぞれの関係(どのように接しているか・離れているか、前後関係、上下関係、奥行き関係など)を具体的に確認していきましょう。
そのためにも、それらの関係が捉えやすいポーズ・ライティングを選択することが重要です。それに加えて、適度に変化のある動きや描写のポイントが意識的に設定されると良いと思います。

今回の作品で言えば、一例として親指・人差し指の輪をポイントとして、その他の指はもっとまげて握るような状態にして、手のひらの幅を描きやすくするためにやや手首を内側に向ける。さらに、光が画面左側斜め上方向から当たるように設定して大きな明暗のメリハリをつける。・・・などを試してみてはどうかと思います。

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投稿者:recitdereve
投稿日:2006/09/01

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こんにちは、
手を描いてみたのでご講評いただければ嬉しいです。

講師より 講評日:2006/09/02

思い切りの良い、力強いデッサンです。それだけでなく、爪や手の皺などよく観察して描かれていますし、輪郭線のメリハリなども意識されています。

しかし、いくつか気になる点があります。
まず、輪郭線の表情は意識しながら観察されているものの、表現自体は濃淡の違いだけで出来ているなど、やや単調です。輪郭線の描写と中身(手のボリューム感など)の描写がうまくかみ合っていないので、ややくどい輪郭線になってしまっています。特に指の関節周りの輪郭は縁取り的なアクセントになってしまっているように感じられて、全体の輪郭の見え方・印象にも影響しているように思われます。
また、手前に向けて曲げられている人差し指の前後の距離感が感じられず、指先が目玉のように見えてしまっています。同様に親指と他の指との位置関係も曖昧に見えます。調子の幅ももっと欲しいところです。

上記の問題点に対して、一つは作品投稿されている多くの方に勧めていることでもありますが、自身の調子の幅を確認し、鉛筆の性能をしっかり理解するためにも、硬さごとにきっちりとグラデーションを作ってみることをぜひ一度やってみてください。
それから、輪郭線の濃淡だけに頼らずに、輪郭の周辺の形(例えば親指のつけ根の筋肉の付き方と面の移り変わりや流れをしっかりと追いかけることによって輪郭を描き出しましょう。塗り絵的な描き順にならない様に注意しましょう。
また、デッサンするときには一方向からだけ観察するのではなく、いろいろな方向から観察して形のつながりや成り立ちを理解するように心がけてください。その上で、光の方向などにも工夫をして立体感や遠近感が出しやすいように設定して描きましょう。今回の作品で言えば、人差し指の影が中指など曲げた指の上にかかっているように設定するなど、手の形全体に対してのライティングに気をつけながら描いてみましょう。

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投稿者:5a
投稿日:2006/08/29

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今回も左手を描きました。
よろしくお願いします。

講師より 講評日:2006/08/29

誠実で繊細な良いデッサンだと思います。
手の甲側から見える血管と骨等の表情を緻密な調子で丁寧に追いかけています。全体的な形もきれいに捉えられています。(親指が小さくなってしまっていますが・・・)
しかしその反面、やや表面的な描写になってしまいました。
このこと(表面的な・・)は言葉で説明するのは非常に難しいのですが、この場合はメリハリなく全体を均等な力加減で同じように描いてしまっている点、ということになるでしょうか。骨や血管・筋肉などの様子が肌を通じて感じられる・・・というよりもなんだかよく判らないけれどもあれこれ膨らんでいる、といった感じに見えてしまっています。もちろん私達は手というものを良く知っていますから血管が浮き出ているのかな?などと、知識的に想像は容易に付くのですが、あまりリアリティを持って感じられはしません。

「よく観察して」と言いますが、ただふくらみや明暗を見てなぞるのではなく、その形の成り立ちや見えない部分の形までを含めた「形のありかた」を「理解する」ことを意味しています。そのような意識で改めて手を観察してみてください。新たな発見が多く出てくるだろうと思います。

また、まだ輪郭周りが単調で、形の回り込みや周りの空間とのかかわりがあまり感じられません。一度、手の一部をテーブルなどに接するように配置しするなど、手の周りも含めて描いてみましょう。その影の出来方の違いやテーブルなどとの距離の違いなどを具体的に意識して描写することによって、何かきっかけがつかめるのではないかと思います。

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