針金とコピー用紙ラップで包んだ日用品紙立体を描く ・ 手を描く ・ 新聞を持った自画像自画像を描く文房具を持った手工具を持った手

手を描く

自由課題製作

基本的なデッサン力(形態の把握、材質感の描写、構図・構成、など)が、身についていると思われる人を対象としたコースです。
2つの課題傾向(ルーム)を柱として、それぞれのモチーフ設定の自由度を高めた内容になっています。
じっくりと制作していただき、より充実した作品制作に向けてのアドバイスをおこなっていきます。

課題グループ
1:静物課題…卓上モチーフ(自由に設定、室内風景(部屋の片隅など))
2:人物課題…手を描く、自画像を描く、モデルを描く

展開05-B-1
手を描く

自分自身の手を、肘近くまで入れてしっかりと描き込んでみましょう。
手の平だけなど、手首から先だけの構図にならないように注意してください。時計や指輪など小物・アクセサリーなどにも配慮して、画面の構成に変化を与えるのも良いでしょう。

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投稿者:5a
投稿日:2006/11/23

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久しぶりの投稿になりますが・・・・よろしくお願いします。

講師より 講評日:2006/11/27

とても丁寧に描かれた清潔感のあるデッサンです。
画像を拡大してみてもよくわからないくらいデリケートに積み重ねられたタッチが独特の効果、品格を感じさせてくれます。

その一方でやや「硬い」感じになってもいます。これは材質的に硬いものに感じるといったことではなく、動き(動ける感じ)の方さ、部分的に作り物になってしまっているような不自然さを感じる部分の目立ち方が気になる、といったことです。
手の甲、骨が浮かび上がって見えるところに注目してみてください。
他の部分と同様に丁寧には描かれていますが、全体のバランスからするとややきつく見えすぎています。そのために手の形全体の印象に違和感を与えてしまっています。
さらに、手の甲の翳っていく側の輪郭部分を見ると、切り取ったような単調な形になってしまっています。このため手のひらの幅(この角度からで言えば奥行き)、回り込む形、があまり感じられません。
ここの輪郭部分は、関節の膨らみ、筋肉の盛り上がりや回り込み、骨や血管などの影響、などいろいろな要素によって入り組んだ線が形をつくっています。手首までのつながり方も含めてじっくりと観察して描いてみてください。

また、親指と人差し指で作った「OKマーク」のなかにみえている薬指?の位置感が微妙なところです。親指や人差し指と交わる部分の描写が上手くいってないようです。この指は親指とはくっついているのでしょうか?そうだとすると、手の甲の形に無理が出てくる(もっと全体が丸まったような動きになってくるだろうと思います)のでおそらく離れている状態でのポーズなのでしょう。
他の指と薬指との明暗差がもう少し欲しいところです。さらに接点(輪郭の交わる、ぶつかるところ)などの部分的な描写に集中しすぎずに、全体の関係と見比べながら描いていきましょう。
難しい部分や気にしている部分があるとそこにばかり仕事が集中しがちで、ついつい全体感を意識しながら進めて行くことから離れてしまいがちです。そういった、作品の中での「ウィークポイント」を攻める時には、その部分に直接手を入れるのではなく、むしろその周辺の形をじっくりと捉えていくぐらいの気持ちでやってみてください。結果的に周りの形とのつながりを整えていく仕事になりますから、部分が突出した状態にならず、全体を意識した描写をしていくことにつながります。

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投稿者:mk
投稿日:2006/11/22

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初めての投稿です。よろしくお願いします。
指先の質感の表現がうまくいかないのが悩みです。

講師より 講評日:2006/11/27

どこか彫刻的な感じのする、力強い、量感溢れるデッサンです。
しかし、残念なことに画像がややブレてしまっています。そのために細部の描写やタッチなどが分かりにくくなってしまいました。三脚などでカメラを固定して撮影するように心がけましょう。

作品についてですが、まず、プロポーション・各パーツの比率に気をつけましょう。
全体的に指が長すぎるように見えます。特に人差し指、中指あたりは手のひらや他の指の大きさに対して極端に長くなってしまっています。手の形にもいろいろ個性があるので、絶対に正しい唯一無二の形・比率というものがあるわけではありません。しかし、骨格的・構造的に違和感が感じられてしまうようでは困ります。

このデッサンの場合、実際に指が長めのすらっとした手であったとしても、不自然な長さに感じてしまいます。もちろん指の輪郭的な長さだけが問題になるのではなく、骨格的なつながり、関節の位置や大きさの感じがバランスよく見えるように描写していくことが大切です。
親指の左輪郭側、手の甲が少しのぞいている部分があります。これはおそらくポーズによって出来る、筋肉の盛り上がった形なのでしょうが、少々鋭角過ぎる為か指の付け根の関節(拳骨部分)であるかのように感じられてしまいます。そのため、余計に人差し指が長い印象になってしまっています。さらに、1本の指の中での関節同士の間隔があきすぎています。これも「長すぎる指」に一役買ってしまっています。

また、手首の部分もあまり幅が感じられないので必要以上に細く見えてしまいます。手のひら全体の明暗のバランスもやや部分的になっている為、手のひらの形自体も歪んで感じられてしまいます。
この描かれている手を正面に向けて広げたらどんな形の手が現れるかを想像しながら、形のイメージを確認してみましょう。

次回は全体のプロポーションに十分注意して、全体の明暗バランスを整えて描いてみましょう。力強いデッサンですので今後が楽しみです。

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投稿者:mizunoya
投稿日:2006/11/18

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初めての投稿となります。これからお世話になります。
いきなり発展コースとなりましたが、自分の手を描いてみました。
紙はケント紙です。
感想としては、回り込みが弱く感じる。手の厚みがあまり感じられない。といったところです。
正直どうすれば良いのか分かりません。

ご指導の方、よろしくお願いいたします。

講師より 講評日:2006/11/20

シャープで意欲的なデッサンです。
難しいアングルでのポーズに積極的に取り組んでいます。鉛筆による調子の幅も豊かで、きれいなトーンが出せています。

大まかな空間把握・形態把握は出来ていますので、この難しいポーズの持っている「感じ」をうまく捉えられています。なかなかに感覚の良い方なのだなと思います。
しかし、部分の描写に関してはやや構造感の整理が付いていないようにも見えます。一言で言うと「面の意識」を持って描くと良いということになるでしょうか。
例えば指一本を描くときに、その表面の皺や明暗を単純に追って行くだけではなく、全体を大まかに直方体の箱のように見立てて、正面、上面、側面、など、その描いている部分がどの方向の面に所属しているのかを意識しながら観察してみてください。
それらを意識して観察・描写をしていくことで作者コメントにある回り込み、厚みといった問題点もかなり解決できるのではないかと思います。

その他の点として、他の投稿者へも良くアドバイスすることなのですが、手首から腕にかけての描写で手を抜かないようにする、画面の端まできっちりと形を追いかけて描く、ということが大切です。これはもちろん手をしっかりと描くという点からも大事ですが、画面の動き、構図・構成といった点からもとても重要なことです。
実際にこの作品で見てみると、そこをきちんと抑えていないために手をひねった動きが曖昧になってしまっています。ボリューム感もそうですし、画面の余白(背景空間)も活かしきれていません。同じポーズでも腕が画面から切れるまでしっかりと描いていると、腕からのつながりの動きとして手の形も理解しやすくなりますし、構図的にも面白いものが出来ていくでしょう。

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投稿者:mamiimam
投稿日:2006/10/08

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モチーフが無かったので、手を描きました。
次はもっと腕をいれようと思います。
ぼやぼやした感じから抜け出せませんでした。
講評お願いします。

講師より 講評日:2006/10/10

ベースとなる形態の把握はなかなか良いと思います。
まだ細部の描写、書き込みをしっかりとしていく「前段階」といった感じのデッサンです。が、ここまでの仕事は概ね上手くいっていると思います。手の概形、バランス、手を見ている視点の設定、など、土台は十分に出来ています。
ここから先は、細部の表情やトーンの違い、動きとつながり、などに注意してしっかりと描き込んでください。見えるものを全て捉えるような気概で、じっくりと観察しながら描きましょう。
コメントにある「ぼやぼやした感じ」は、単に、描き込み不足のために鉛筆の調子が落ち着いていないことによるものです。だんだん画面が汚れてきたり、全体に黒っぽくなってしまったり、といった心配をされているのではないかとも思いますが、思い切って(その程度のことは気にせずに)どんどん描き重ねていってみてください。ここから先がデッサンの本番です。

ここまでは(とりあえず)良いのですが、ひとつ、気をつけて見直してみてもらいたい点があります。それは親指の付け根、親指と手のひらとのつながり方です。指の位置がちょっとずれているように見えてしまい、関節の位置も含めて手の骨格が不自然になってしまっています。
可能であればこのデッサンを続けて制作し(その部分を修正し、さらにこの上から描き込んだものを)再度投稿されることをお薦めします。
ぜひチャレンジしてみてください!!

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投稿者:otokoB
投稿日:2006/09/20

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 また失敗しました。左の方がどうしょうもないです。距離感がどうしても上手くいきません・・・。でも紙が擦り切れてしまったので諦めます。

 

講師より 講評日:2006/09/20

作者コメントに書かれているような「失敗」ではなく、なかなか良いデッサンだと思いますが・・・。うまくいかなかったところばかりに目を向けず、うまく描けたところも自分自身で十分に味わってあげてください。場合によっては、問題点と思っているところを気にしているよりも、良い感じのところを意識していったほうが、デッサン全体も良くなっていって、いつの間にか問題点だと思っていたところが解決していたりすることもあるものです。

全体にポイントをしっかりと押さえたデッサンに仕上がっています。
ただ、ポイントの強調の仕方がいかにもと言う感じになりすぎる傾向があるようにも思います。
おそらくは距離感を出すことを意識しての事だとは思いますが、指先の集まっているところと、その後ろに見える親指・手のひらなどの表現が(結果的にではありますが)、写真のピントのあっているところとボケているところのような、この程度の距離にしてはやや大げさな?描き分けになってしまっているような印象を受けます。離れている、遠くのモノを、薄い調子・淡いぼんやりした輪郭で・・・・という空気遠近法的な描法は、このようなモチーフの場合は控えたほうが良いでしょう。

このデッサンで具体的に言えば、親指の描写を(現在のトーンが置かれた状態をベースとして)他の指と遜色ないくらいにしっかりと行ったほうが、なんとなく遠くっぽい調子だけがある状態よりも、その距離感も含めてはるかに実感のある表現になります。
実例として、指の先端部に対して手のひらの表情などはそこそこ細部までの描写がされていますが、自然な距離感が感じられます。

とことん誠実に、形、組み立て、流れ、動き等を観察しながら描き取っていきましょう。

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