手を描く
自由課題製作
基本的なデッサン力(形態の把握、材質感の描写、構図・構成、など)が、身についていると思われる人を対象としたコースです。
2つの課題傾向(ルーム)を柱として、それぞれのモチーフ設定の自由度を高めた内容になっています。
じっくりと制作していただき、より充実した作品制作に向けてのアドバイスをおこなっていきます。
課題グループ
1:静物課題…卓上モチーフ(自由に設定、室内風景(部屋の片隅など))
2:人物課題…手を描く、自画像を描く、モデルを描く
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展開05-B-1
手を描く
自分自身の手を、肘近くまで入れてしっかりと描き込んでみましょう。
手の平だけなど、手首から先だけの構図にならないように注意してください。時計や指輪など小物・アクセサリーなどにも配慮して、画面の構成に変化を与えるのも良いでしょう。
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2013/03/31 00:00までメンテナンスのため、投稿できません。
投稿者:kayomu |
投稿日:2007/05/02 |

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手のデッサン、2度目の投稿です。
前回よりは慎重に形をとったのですが、手の平と指の付け根、手首など、境目部分をとらえるのが難しいです。 |
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講評日:2007/05/03 |
大変好感の持てるデッサンに仕上がっています。
画像からでも、かたちを何度も取り直した跡が伺えます。その甲斐あって前作よりもかたちのバランスがきれいに描けています。コメントに「難しい」と書かれているところにも充実した仕事ぶりがみられます。
問題意識を持ってしっかりと取り組んだところに、成果が見えるということは、とてもよいことだと思います。この調子で頑張ってくださいね!
作品の細部について触れていきます。
先に、前作よりもバランスがよくなっていると書きましたが、指の長さのバランスについては少し気になる点があります。親指以外の4本の指、その中でも特に小指を除いた3本の指の長さ・動きの連動の仕方がバラバラに見えてしまいます。1本いっぽんの指を丁寧に描こうとする気持ちが裏目に出たのか、別人の指が3本並んでいるような不自然さが感じられてしまいます。
この手を、まっすぐに伸ばした状態のかたちをイメージしてみてください。あれっ?と思われることでしょう。それは骨格的な構造が充分に表現されていないということです。これはなかなか難しいことだと思いますので、じっくりと取り組んでみてください。時には手で(モチーフとする手を)触りながら、その形やつながり、ポーズによって連動する動き、骨格や筋肉の付き方を確認しながらデッサンするのも良い方法です。
また、今回は腕までを描いているのは良いと思います。
しかし、ここも長さのバランスが少々不自然に見えます。手のひらの大きさに比べて腕が短いですね。手のひらあたりのじっくりと描き込んだところと比べると、若干気合抜けのようなところもあるのかもしれません。
手・腕は人体のパーツですから、人それぞれの個性や形の違いがあるのが当然です。ティッシュの箱等のように「正解の形」があるわけではありません。ですから、描かれたデッサンについて大きさや長さのバランスを云々することには、身体の個性的な特長まで批評するようで、抵抗が無いわけでもありません。しかし、指が長くても短くても、太くても細くても、実はそれほど気なるものではありません。基本的には骨格的・構造的に不自然に感じてしまう要素があるかどうかということが基準になります。
逆に言えば、形を細部まで寸分違わず正確に描くということにこだわるよりも、人体としての自然な構造をしっかりと押さえた上で、実在感あふれる、説得力のある描写をすれば良いのだということでもあります。(U)
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投稿者:kayomu |
投稿日:2007/03/09 |

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はじめまして。
講評よろしくお願いします。 |
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講評日:2007/03/12 |
すっきりとした清潔感のあるデッサンです。軽やかなタッチの線が生き生きとしているのが良いと思います。
ただ、プロポーション・指の長さと手のひらの大きさのバランスが少々崩れてしまっています。手の大きさや形状は人の顔と同じく、それぞれに個性があってみんなが同じ形やバランスではありませんが、この場合は個人差と言える範囲をやや超えている印象・不自然さが気になってしまいます。
おそらく、手のひら部分の曲がり方(奥行き)や幅が描ききれていないために見かけが極端に小さい印象になっているのだと思われます。
それらの描写は、このポーズでは一番難しく、またポイントともなる部分だと思います。
人差し指から小指までの4本の指を隠してみると良くわかるのでないかと思いますが、親指の付け根の関節と手のひらの位置関係がややねじれて感じられてしまいます。本来一番手前に出てきて欲しい部分が手のひらと並ぶような位置に感じる(手のひらの中心部辺りから親指が生えているような見え方)のです。
これらの対策として、一つには繋がる面を意識してみることが大切です。指先から手のひら、手首、腕までを一つの同じ方向を持った繋がる面、帯状の形として見てみると、手首付近はその面がよじれて幅が狭くなってしまっているように感じられると思います。正中線面の(中央を走る線)が歪んでしまっているということです。
もう一つは、ライティングを少し工夫して、手のポーズが明暗の対比効果によって、より立体的に感じられるように設定することです。今回の作品では、大きな明暗の変化が無いために、トーンの違いによって距離感を出していくことがしにくかったと言うこともあると思います。
最後に構図の工夫です。この作品の場合、手首から先だけを大きく扱っている構図になっていますが、画面に動きを出すためにも、前述の「つながり」を意識していくためにも手首に続く腕の部分ももう少し余裕を持って入れてみてください。そして、画面の端まで気を抜かずにしっかりと描写するようにして見ましょう。
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投稿者:taiyu |
投稿日:2007/03/05 |

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初めての投稿です。コメントよろしくお願いします!! |
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講評日:2007/03/08 |
伸びやかなポーズが印象的なデッサンです。画面の対角線に沿って手がぐいっと上昇するような勢いのある構図が成功していると思います。
骨格や筋肉のつき方、関節の位置と形など、対象である手をしっかりと観察しています。親指と小指の距離感なども十分に意識して、その差をしっかりと表現しようとして描写の密度(描き込み具合)に大きく差をつけるなど、工夫した点も良いと思います。
しかし、ちょっと極端すぎたかもしれませんね。薬指が影のように真っ黒になってしまっていることも影響しているとは思いますが、少々つながり・同じ手の指であるという感じが弱くなってしまいました。1mくらい離れたところに見えているもの、あるいは壁に投影された影のような、異質なものに感じられてしまいます。「ねらい」は良いのですが、「自然さ」とのバランスが大切です。
その他の部分はよく観察して誠実にその形を描きとれていて、とても好感が持てます。
ただ、鉛筆の「硬さ・軟らかさ」を効果的に使うことを、少し意識してみて欲しいと思います。このデッサンでは全般的に軟らかい(4B・5Bなど)鉛筆での描写が多いように思いますが、もう少し硬め(HB・Hなど)を使ってみたら良いでしょう。画用紙との相性(目の粗さや色味)や好みもあると思いますが、H・HB・2Bあたりの硬さをメインに使い、そこを基準に硬軟を段階的に加えてみるとその効果もわかりやすく、引き締まったトーンが作りやすいだろうと思います。
たとえば今回の作品では、親指の付け根あたりから手首、腕にかけての黒い調子がありますが、この部分は調子が浮いてしまっています。これらをもう少し硬めの鉛筆に持ち替えて、タッチを積み重ねていくようにして同じくらいの黒さを出すようにすると、肌の質感や暗部の調子がもっと引き締まった感じになってきます。
「調子が浮いている」というのは、その部分が肌の陰影のトーンとして感じられず、何か汚れのようなものが張り付いている?動物のようにびっしりと体毛が生えている?といったように別のものがもう一層重なっているように見えてしまうなど、的確なトーンで描かれていないために不自然さが気になってしまうことを指しています。
是非、鉛筆ごとの性能(どの硬さがどのような調子を作るのか)をテストしてみてください。そして、それを理解した上で効果的な使い分けを工夫してみましょう。
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投稿者:lumi |
投稿日:2007/02/24 |

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こんにちは
前回は丁寧な講評ありがとうございます
アドバイスいただいたところに注意して描いたつもりなのですが
こうしてみてみると ん〜・・ 二番煎じかもしれません
でも懲りずに投稿いたします よろしくお願いします。
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講評日:2007/02/25 |
ポイントを押さえてしっかりと描写された、好感の持てるデッサンです。
前回の作品での問題点を十分に意識して描かれています。特に中指、薬指、小指と手のひら中央付近の描写はとても良いと思います。
ただ、すべてが意識してみたらすぐに解決するというものでもありませんので、再度の指摘になる部分もあるかと思いますが、幾つかのポイントを挙げてみたいと思います。
まず、前述の中指付近に比べて、他の2本の指(親指・人差し指)がしっかりと捉えられていないようです。親指は関節ごと(大きなしわごと)にぶつ切りになっているかのよう感じてしまい、そのつながりが自然に見えません。また、人差し指は実際には前後の奥行きがあるのでしょうが、それが上手く表現できていないために極端に短い指に見えてしまっています。その他の指がうまく描けているだけにその落差がもったいなく思います。手首から腕にかけての描写も同様に、何となく丸みがある程度の密度の低い表現で終わってしまっています。
画面の隅々まで神経を行き届かせた、気が抜けたところの無いデッサンを目指しましょう。
テーブルに落ちる影は前作より若干繊細になっているかな?とは思いますが、まとわりつくような感じ・重さはこの作品でも気になります。一つの原因として、使用している鉛筆が柔らかすぎるのではないかと思います。2H・3Hなどの硬めの鉛筆をシャープに削って、細かくタッチを詰めていくようにしながら、肌の影部分の質とは違う、硬質で軽やかなトーンを作るように心掛けてみてください。それに加えて、手首を少し小指側に曲げてみるなどしてトンネル状の空間を設定するなど、テーブルとの接し方にも変化を与えてあげると、描写ポイントにも大きな変化が出て、手とテーブルの位置関係やそれによってできる影の表情をより意識して描きやすくなるだろうと思います。
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投稿者:lumi |
投稿日:2007/02/18 |

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こんにちは 初めて投稿させていただきます
ときどき色鉛筆などで小さなスケッチを描いて楽しんでいます
デッサン力をつけたいなと思い参加させていただきました。
手を描くということに興味がありましたので
私には不適切かもしれませんがこのコースを訪れてみました。
よろしくお願いいたします。
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講評日:2007/02/19 |
すがすがしいムードの爽やかなデッサンです。
指の表情、しわの出来具合などを丁寧に追っています。その誠実さはとても大切な要素です。爽やかな印象は、その誠実さの為だけではなく、画面全体の白い部分の多さにもその一因があるように思います。
実際には極端に周りの白(空白部分)が多い、小さい構図というわけではないのですが、手首で描写が途切れている点(洋服の袖部分を省略したのでしょう)が、まるで雪の中に埋もれた手のような印象を与えています。それが連想イメージとして、(良く言えば)前述の「爽やかさ」にも繋がっているのだと思います。
この課題の過去の投稿作品へのコメントにも何度か書いていますが、基本的に手首を途中で切る(描かなくする)、フェードアウトする、というのは避けてください。この作品の場合でしたら、洋服の袖も画面の端までしっかりと描き続けるか、(それではバランスが悪いと思われる時などは)腕まくりをして同様に画面端までしっかりと描きこむようにしてもらいたいと思います。
実際の描写についてですが、手前向きに見えている親指・人差し指に関してはしっかりと捉えられていますが、見えていない指(中指・薬指・小指、影の中に隠れた部分なども)の存在が感じられません。やや平面的なってしまっていて、奥行きや手の幅・厚み、見えている形の向こう(裏)側がどうなっているのかがあまり感じられません。
一つにはポーズの工夫、少し手を見る視点をずらして指の輪郭線をなるべく多く取り入れることなどが、まずは必要かと思います。見えない部分をその周りの形の関連で表現するというのは、絵を描くときの重要な表現要素ではありますが、いきなりでは難しすぎると思いますので、まずはなるべく自然に見える部分を多くしてあげた方が取り組みやすいと思います。
もう一つは、影の表現です。テーブルの上に落ちる手の影を輪郭に沿って丁寧に仕事をしてはいますが、やや単調になってしまっています。よく観察してみると、親指側のテーブルとの接点・輪郭に沿った影の出来方が場所によって結構違っていることに気が付くと思います。テーブルと各輪郭部分の距離の違いや、手の部分の形・厚み・回り込み方の違いによる、輪郭の印象の強弱、出来る影の濃淡、反射する光の加減、などに注意して描いてみましょう。
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