手を描く
自由課題製作
基本的なデッサン力(形態の把握、材質感の描写、構図・構成、など)が、身についていると思われる人を対象としたコースです。
2つの課題傾向(ルーム)を柱として、それぞれのモチーフ設定の自由度を高めた内容になっています。
じっくりと制作していただき、より充実した作品制作に向けてのアドバイスをおこなっていきます。
課題グループ
1:静物課題…卓上モチーフ(自由に設定、室内風景(部屋の片隅など))
2:人物課題…手を描く、自画像を描く、モデルを描く
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展開05-B-1
手を描く
自分自身の手を、肘近くまで入れてしっかりと描き込んでみましょう。
手の平だけなど、手首から先だけの構図にならないように注意してください。時計や指輪など小物・アクセサリーなどにも配慮して、画面の構成に変化を与えるのも良いでしょう。
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投稿者:lumi |
投稿日:2007/02/24 |

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こんにちは
前回は丁寧な講評ありがとうございます
アドバイスいただいたところに注意して描いたつもりなのですが
こうしてみてみると ん〜・・ 二番煎じかもしれません
でも懲りずに投稿いたします よろしくお願いします。
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講評日:2007/02/25 |
ポイントを押さえてしっかりと描写された、好感の持てるデッサンです。
前回の作品での問題点を十分に意識して描かれています。特に中指、薬指、小指と手のひら中央付近の描写はとても良いと思います。
ただ、すべてが意識してみたらすぐに解決するというものでもありませんので、再度の指摘になる部分もあるかと思いますが、幾つかのポイントを挙げてみたいと思います。
まず、前述の中指付近に比べて、他の2本の指(親指・人差し指)がしっかりと捉えられていないようです。親指は関節ごと(大きなしわごと)にぶつ切りになっているかのよう感じてしまい、そのつながりが自然に見えません。また、人差し指は実際には前後の奥行きがあるのでしょうが、それが上手く表現できていないために極端に短い指に見えてしまっています。その他の指がうまく描けているだけにその落差がもったいなく思います。手首から腕にかけての描写も同様に、何となく丸みがある程度の密度の低い表現で終わってしまっています。
画面の隅々まで神経を行き届かせた、気が抜けたところの無いデッサンを目指しましょう。
テーブルに落ちる影は前作より若干繊細になっているかな?とは思いますが、まとわりつくような感じ・重さはこの作品でも気になります。一つの原因として、使用している鉛筆が柔らかすぎるのではないかと思います。2H・3Hなどの硬めの鉛筆をシャープに削って、細かくタッチを詰めていくようにしながら、肌の影部分の質とは違う、硬質で軽やかなトーンを作るように心掛けてみてください。それに加えて、手首を少し小指側に曲げてみるなどしてトンネル状の空間を設定するなど、テーブルとの接し方にも変化を与えてあげると、描写ポイントにも大きな変化が出て、手とテーブルの位置関係やそれによってできる影の表情をより意識して描きやすくなるだろうと思います。
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投稿者:lumi |
投稿日:2007/02/18 |

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こんにちは 初めて投稿させていただきます
ときどき色鉛筆などで小さなスケッチを描いて楽しんでいます
デッサン力をつけたいなと思い参加させていただきました。
手を描くということに興味がありましたので
私には不適切かもしれませんがこのコースを訪れてみました。
よろしくお願いいたします。
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講評日:2007/02/19 |
すがすがしいムードの爽やかなデッサンです。
指の表情、しわの出来具合などを丁寧に追っています。その誠実さはとても大切な要素です。爽やかな印象は、その誠実さの為だけではなく、画面全体の白い部分の多さにもその一因があるように思います。
実際には極端に周りの白(空白部分)が多い、小さい構図というわけではないのですが、手首で描写が途切れている点(洋服の袖部分を省略したのでしょう)が、まるで雪の中に埋もれた手のような印象を与えています。それが連想イメージとして、(良く言えば)前述の「爽やかさ」にも繋がっているのだと思います。
この課題の過去の投稿作品へのコメントにも何度か書いていますが、基本的に手首を途中で切る(描かなくする)、フェードアウトする、というのは避けてください。この作品の場合でしたら、洋服の袖も画面の端までしっかりと描き続けるか、(それではバランスが悪いと思われる時などは)腕まくりをして同様に画面端までしっかりと描きこむようにしてもらいたいと思います。
実際の描写についてですが、手前向きに見えている親指・人差し指に関してはしっかりと捉えられていますが、見えていない指(中指・薬指・小指、影の中に隠れた部分なども)の存在が感じられません。やや平面的なってしまっていて、奥行きや手の幅・厚み、見えている形の向こう(裏)側がどうなっているのかがあまり感じられません。
一つにはポーズの工夫、少し手を見る視点をずらして指の輪郭線をなるべく多く取り入れることなどが、まずは必要かと思います。見えない部分をその周りの形の関連で表現するというのは、絵を描くときの重要な表現要素ではありますが、いきなりでは難しすぎると思いますので、まずはなるべく自然に見える部分を多くしてあげた方が取り組みやすいと思います。
もう一つは、影の表現です。テーブルの上に落ちる手の影を輪郭に沿って丁寧に仕事をしてはいますが、やや単調になってしまっています。よく観察してみると、親指側のテーブルとの接点・輪郭に沿った影の出来方が場所によって結構違っていることに気が付くと思います。テーブルと各輪郭部分の距離の違いや、手の部分の形・厚み・回り込み方の違いによる、輪郭の印象の強弱、出来る影の濃淡、反射する光の加減、などに注意して描いてみましょう。
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投稿者:kumakumap |
投稿日:2007/02/02 |

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今回、初めて投稿させていただきます。
受験の実技試験に向けて手のデッサンを練習しているのですが、なかなか50分という時間内に納得がいくまで描き込むことができません(この絵は一応1時間以内で描きました)しかし時間を気にせず描き込むと逆に黒くなりすぎてしまいます。
絵については少々親指の長さが気になりました。元々親指は長い方なのですが、やはり後に見ると違和感が…
余談ですが、受験のデッサンはインパクトが大切だと聞きました。B4サイズに実物大の手では印象が薄いでしょうか…?
アドバイスをよろしくお願い致します。 |
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講評日:2007/02/07 |
丁寧に描かれた、好感の持てるデッサンです。
まだ、実技経験としては少ないのだろうと思いますが、形の全体感をつかむセンスはなかなか良いものを持っています。
1時間という時間は絵を描いているとあっという間に過ぎてしまう長さですね。とことん納得がいくまで・・・とは難しいだろうと思います。
そこで、ポイントを明確に意識して制作すると良いでしょう。もちろん、ポーズや光の方向、視点などによってそのポイントは変わってきますが、一般的にはいくつかの要素(形・面・動き・トーンの変化など)が集中するところが大切なポイントとなるものです。
この作品の場合であれば、親指から手首に繋がる右側の輪郭とそれに沿って見えている指のあたりは重要なポイントとなります。どのような位置関係にあるのか、明暗の変化はどうなっているのか等を丁寧に見比べていきましょう。そのときに、細部を描き分けることばかりに気持ちが向いてしまうと逆に不自然な形になってしまうことがよくあります。時々全体とのバランスをチェックしながら、同じような力加減になりすぎていないか、同じトーン繰り返しになりすぎていないか、などを見てみましょう。
そのように見ていくと、ポイントとなる上記の輪郭部分がやや単調で固い感じになっています。そのために親指の裏側や根元のふくよかさなど、形の含み・回り込む形があまり感じられなくなっています。
また、指の明るいところと同じ調子があちこちに使われています。暗いところの明るさと明るいとことの明るさとに少しずつ違いをつけていきましょう。
そのためにも、柔らかめの鉛筆を多用しすぎないこと、基本となる筆圧(鉛筆を紙に押付ける強さ)を鉛筆の硬軟にかかわらず揃えること、鉛筆の芯を寝せて擦るような使い方を控えることに気をつけてみてください。徐々にトーンの幅が豊富になっていくはずです。
実技試験がんばってください。変にインパクトを出そう等と気負わなくても、しっかりと観察して誠実に描くことが何よりも大切なことです。短時間の試験では特にそれが重要となることでしょう。
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投稿者:yasu52 |
投稿日:2007/02/02 |

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いつも丁寧なご講評、ありがとうございます。ひとつひとつのお教えにより、描くことの楽しさが深まります。
さて、手を描いてみました。濃い目の鉛筆がやや多かったのか、描くうちに、画面が不必要に暗くなったことが残念です。また、より躍動感のあるポーズをとるべきだったかも知れません。ご講評をお願いします。 |
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講評日:2007/02/07 |
しっかりと描き込まれた、充実したデッサンです。
コメントにある「不必要に暗く・・・」は特に気になりませんし、画像で見る限りは、充分に描きこまれたことによってでてきた豊かなトーンと感じられて、むしろ好感が持てます。
割と見落とされてしまいがちな手首、手の甲などの肉付き・動きもよく描写されており、しっかりとした形態感、肌の質感が表現されています。
しかし、残念なことに指の形(大きさ)が小さくなってしまっています。
大人の手に子供の指をつけたかのように、指(特に親指以外の4本)だけが他の部分に比べて、先端に向かうにつれて小さく細くなってしまっています。また、人差し指から小指にかけての距離感(手の幅広さ)もあまり感じられない為、スケール感までちぐはぐになって、手の形全体の印象が不自然に見えてしまいます。
yasu52さんの描写力からすればこれらのことは、注意深く形の比較をしていくこと、形の修正をためらわずに行いながら描き進めることを心掛けていけば、すぐに直せるところではないかと思います。ある程度描き進むと形の狂いに気がついても、出来ればちょっとの手直し程度で何とか上手くごまかせないかといった横着な気持ちや、せっかく描いたのにもったいない・・・といったような気持ちがついつい出てしまうものですが、ぜひ勇気を持って直していきましょう。
また、指が重なって見える影側の面は全体のトーンの暗さを気にしたためか、やや単調でしまりに欠ける調子になってしまっています。そのためにその部分の形がぼんやりした暗さ(黒さ)に沈んでしまって、形・面・空間がいまひとつ感じられないといったことに繋がっています。
暗部の調子を怖がらずにしっかりとつけて、ただ暗いだけでなく、形が感じられる描写をするように心がけましょう。
画面下の腕の部分が途中でプツっと途切れてしまう(画面の端まで描かない)のは、あまり感心しません。最後まできちんと描きましょう。
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投稿者:anomarokarisu |
投稿日:2007/01/28 |

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はじめまして。今回初めて投稿させて頂きました。
手は色々面白いポーズがとれるので、どういった手を描くか迷いました。かたちを捉えるのや、手首と爪の部分の表現が難しく感じたので、よく観察して描きました。
ご講評よろしくお願いいたします。
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講評日:2007/01/31 |
細部までよく観察された力強いデッサンです。
シンプルなポーズながら手首を曲げる角度や、手を見る視点などに細かくこだわった感じが伺えます。その姿勢はとても大事なことだと思います。
紙の目が粗い厚手の水彩紙のような用紙に、柔らかめの鉛筆で描いているので、ややざらざらとしたタッチ、黒めのトーンが目立ちます。それが悪いというわけではありませんが、この場合はちょっと気になってしまいます。このような表面の効果・画肌は上手く利用するとその材質感や画面全体の雰囲気をつくるのに有効なのですが、逆にうるさい感じ(ごちゃごちゃとした印象)になってしまったり、汚れっぽく見えたりしてしまうことも多いものです。
この作品のように細部までしっかりと描き込もうとしている場合は、一般的には紙目の細かい用紙を使った方が良いだろうと思います。または、(荒目の用紙でも)全体的に硬めの鉛筆を使用して紙の目の凸凹をあまり目立たせないようにタッチを詰めていくと良いでしょう。
形の捉え方としては、全体的な印象はうまく掴んでいますが、手の内側(手のひらが見える面)と外側(手の甲の面・作品では親指から左側と隠れている面)が少々ちぐはぐで、構造的な一体感・骨格的なつながりがいまひとつ捉えきれていないようです。
手首の関節部分の描写も、やや腫れ上がったような丸さ(ボリューム感)が不自然に感じるところもあります。
これらは骨格的な組み立て・つながりを理解しながら観察していくことでかなり改善されるだろうと思います。例えば、人差し指を見てみると、その上に重なった親指によって左右に分断されて見える様な位置関係になっていますが、親指の右側と左側が、一本の指として繋がって見えませんね。途中で軸が曲がってしまっているように感じてしまいます。こういったところをその部分だけでなく、その他の部分、あるいは全体とのつながりを確かめながら、どのような作りになっているのかを意識しながら描いてみましょう。
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