ボール
規定課題製作
このコースでは、基本形態を描くことを中心にデッサンの初歩を学びます。デッサン初心者が気軽に参加でき、経験者が基本を徹底したい場合にも適したコースです。
ある程度、形を捉えることができるようになれば、これが描く自信と喜びにつながり、質感や量感の表現、構図へと発展します。そしてなにより絵としての魅力が生まれてきます。
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入門03
ボール
球形のものを描きます.まず輪郭である正円の形をしっかりと測って正確に描きます。次にそれを地球儀に見たて南北の極を結ぶ軸、赤道にあたる外周円を想定し、タッチを面に沿って描いていきます。
ボールの文字や縫い目はあくまでも球面に添うよう注意します.
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2010/10/31 00:00までメンテナンスのため、投稿できません。
投稿者:akihy1968 |
投稿日:2007/01/05 |

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いつもありがとうございます。使い古しの硬式テニスボールをモチーフにしました。形状と質感に注意して書いたつもりです。気持ち的にはもう少し細目のタッチにしたかったのですが、描いてみるとこんなもんかなとも思います・・また、陰影については強調しすぎのような気もしています。
ご講評、何卒よろしくお願いします。 |
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講評日:2007/01/10 |
非常に描写性の高い、集中力のある作品です。あまりの密度の高い描き込みによって、ボールが何か得体の知れない物体に変容していくようで、或る意味、シュールリアリズム的なイメージとも言えるかもしれません。しかし、作品として捉えれば、僕個人としては非常に興味深いと思っていますが、デッサンの基礎を指導するこのサイトの本義に戻れば、物の基本的なあり方が捉え切れていないと言わざるをえません。つまり、デッサンの基本は世界を造形的に解釈すること、すなわち雑多で支離滅裂な細部で成る世界を造形的な美しさのもとで再構成していくことにあるので、アップされたデッサンに沿って端的に指摘すれば、ボールの質感(=細部)があまりに強調されすぎてしまっていて、造形的な美しさを構成するはずの立体性、空間性が不十分であるということです。デッサンの基本に沿って留意事項を下にまとめます。
1)球体の立体性を面の展開で理解する。
球体を地球儀に見たて南北の極を結ぶ軸、赤道にあたる外周円を想定します。そして軸を中心に緯線と経線が面の展開となることが理解されるでしょう。この基本的な構造をまず頭で理解して、ボールを観察すれば、実際にその構造の通り、面が展開されていることが分かります。それが「世界を造形美において解釈する」と言うことで、それをまず表現することがデッサンにおいては重要となるのです。
2)球体の立体性を崩さない程度の質感表現
デッサンの最重要目的は立体、空間表現です。質感が強調されすぎて、立体感が損なわれてしまうのは本末転倒なのです。立体に沿って、質感表現も整理されるべきで、例えば、アップされているデッサンは均質にボール表面が描かれていますが、もう少し省略することが必要に成ってくるでしょう。立体性、空間性を表現することがデッサンの第一義なので、細部表現には注意が必要です。
細部、質感を描きすぎることで造形美を壊してしまうことは多々ありますし、逆に歴史的にはその造形美とは異質の美しさを求めるために、敢えて細部表現にこだわっていく考え方もあります。ただ、造形美を構成することができる力は、そういった過剰な細部表現を考えるためにも必要なので、まずは、基礎的なトレーニングを研鑽されてから、過剰な細部で構成される新しい美しさへの思考を開始していくのがいいと思います。
評価は、作品としては星4つあげたいところですが、デッサンの造形美と言う基準に沿ってつけました。
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投稿者:kawasaki117 |
投稿日:2006/12/28 |

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陰影のタッチにもう少し時間をかければ良かったかなと思っています |
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講評日:2007/01/09 |
まず確認したいのはデッサンは、影を追うのみではなく、立体の面をタッチで表現することが基本であるということです。従って鉛筆を少し立て、タッチを面に沿って入れていくことが非常に重要です。様々な方向のタッチが集積して面となり、その面の明暗の差により立体感が表現されます。以下に留意する点をまとめてみます。
1)球体のシルエットである円をしっかりと描く。
球体のシルエットは正円なので、中心から輪郭まではどこも同じ長さです。もし正円の形をなかなか描けないようでしたら、正方形を描き、中心を割り出して、そこから測り棒で半径の距離を等分にとっていけば簡単ですよ。
2)面に沿ったタッチを入れて球体の階調の変化を表現する。
球体の立体性に沿ってタッチを入れることを意識してください。アップされたデッサンではボールの表面ばかりに気がとられていて、立体性に意識が向けられていません。タッチは面の方向性を表すために引きます。従って、鉛筆は出来る限り立てて、線で描くようにし、繰り返しますが、球体の丸みに沿ってタッチを入れていきます。そのタッチの密度、明暗で立体感を表現するようにします。そして明るいところと暗いところの差をつけるようにします。
3)球体の大きな調子を予め理解する。
球体は、左部、中部、右部、そして上部、中部、下部と大きく9面に分かれているので、その9面を意識して調子の変化を追うようにして、球体の立体感を表現するようにします。例えば、右からの光源であれば、上部の右部が一番明るく、左側にかけて暗くなっていくと思います。そして下は机の反射光で明るくなります。(しかし、下部は明るくなったとしても、上部よりは暗いはずです。アップされているデッサンは、階調が球体の中部のみに入れられているだけで、上部と下部の調子の変化の比較が成されていません。)大きな調子の変化をまず理解して、球体の階調を入れるようにしましょう。
頑張ってくださいね。
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投稿者:negitoro |
投稿日:2006/12/26 |

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初めての投稿です。高校入試の実技の課題がテニスボールなので、今必死で描き方の勉強をしています。曲線と毛の質感がなかなか出せなくて困っているので、講評よろしくお願いします。 |
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講評日:2007/01/09 |
こんにちわ
写真では分かりにくいところもあるのですが、ボールの全体的な立体性と曲線の窪みの部分的な描写とのバランスはいいですね。以下、気づいた点をまとめてみます。
1)球体の立体感が物足りない。
球体の一番、手前の部分の膨らみだけは、非常によく表現されていますが、その手前の膨らみから球体周辺部への展開が意識されていません。球体の手前から奥へ、つまり地球儀の緯線と経線で分けられたような面の展開を意識する必要があるのです。球体の全体をなぜるような大きなタッチ(特に経線方向)を入れて、立体を表現するようにしてください。
毛の質感表現は、毛の柔らかい感じを予めイメージしておくことが重要です。つまり、毛の質感を感じながら描いていけば、自ずとタッチの入れ方も変わってきて、最終的に毛の質感が表現されていきます。毛を描くためのテクニックというのはありますが、あくまで小手先に過ぎませんし、モチーフを感じながら描くことのトレーニングをおざなりにしてしまう危険があります。デッサン初心者にとっては、まず立体性、空間性を表現することを大切にしてください。
曲線の窪みは、面として捉えることで簡単に表現出来ます。よく観察すれば理解出来ると思いますが、窪みは左右2面に底1面で構成されているので、それを意識して調子をつければいいでしょう。
2)球体の文字面は立体表現に利用する。
球体の文字の描き方には特に注意が必要です。アップしているデッサンでは、球体の面に沿って文字が入っていないため、そこの部分の立体感が特に損なわれています。文字の形をとるときは、必ず球体の面の展開を想定して、そこに描くようにします。面に沿うことでより立体感が表現されるので、文字面をおろそかにしてはなりません。
頑張ってくださいね。
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投稿者:yasu52 |
投稿日:2006/12/16 |

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ご指導に従い、前回のデッサンに、必死にタッチを加えるうち、気がつけば、テニスボール変じて泥だんご状態となり、我が非力に涙しつつ再投稿します。何卒よろしくご講評のほどお願い致します。 |
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講評日:2006/12/20 |
デッサンの初歩段階で暗くなってしまうのは仕方がないことです。デッサンで一番重要なのは基本的な構造を踏まえた立体感で、それを表現するために悪戦苦闘して黒くなるのは非常に好ましい結果です。初歩段階では綺麗に仕上げることよりも立体感、空間性を最重視するようにしてください。下にデッサンで優先されるポイント順位を書いておきますので、上からそれぞれ、自分のデッサンがクリアされているかどうか検討してみるのも上達の秘訣です。当然のことながら、全てがクリアされれば、上級者のデッサンとなります。例えば、受験などは、これら一つ、一つがクリアされるほど、点数が上がっていくと言うことです。
1)立体性(モチーフの基本構造を踏まえた立体性、量感、方向性)
2)空間性(複数モチーフ間の関係性、距離、流れ)
3)色彩性(モチーフの色。白黒ですが、色彩の関係が取れていれば、色を感じさせることができます)
4)質感(モチーフの質感、重さなど)
5)構成力(構図の美しさ、画面の強さ)
6)表現力(モチーフに対して何に感動したかという主観的な印象の表現)
今回のデッサンでは、ボールの柔らかさの質感は表現されていますが、まだ量感が乏しいです。その辺りでもう少し立体性の表現に留意するようにしましょう。球体の立体を更に強く表現するために、地球儀の赤道の部分を意識するようにしてください。
頑張ってくださいね。
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投稿者:paintman2006 |
投稿日:2006/12/15 |

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いつもありがとうございます
だんだん楽しみになってきました
そこで、6Hから6Bまでそろえました
(7H以上は文具屋では売っていなかった)
まだまだ全部は使えませんが
そのうちに、それらを使いこなしたいと考えていますので
よろしく、ご指導願います
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講評日:2006/12/20 |
ボールのくぼみの描写と全体とのバランスがいいですね。
しかし、注意してください、基本的な形が狂っています。球体の上半分と下半分が合っていないので、中心軸がずれています。形を正確にとることは非常に重要で、形が狂っていると、立体、空間を表現することができません。
まず、球体のシルエットである円をしっかりと描くことです。 球体のシルエットは正円なので、中心から輪郭まではどこも同じ長さです。もし正円の形をなかなか描けないようでしたら、正方形を描き、中心を割り出して、そこから測り棒で半径の距離を等分にとっていけば簡単です。
あと、球体全体の面に沿った大きなタッチを入れてみましょう。今のデッサンではタッチが短くて、全体のボリューム感を損なっています。球体の大きな面の展開をゆったりと確認するような長いタッチと、細かい面の展開、細部の描写などの短いタッチとの組み合わせが必要です。
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