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デッサン講座HOME > 展開コース > 自画像を描く > 作品・講評ID 18249013

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投稿者:naoyan
投稿日:2006/10/20

初めて自画像を描いてみました。

自己反省点はもっとタッチを使いたいのですが、なかなかどの辺に使って良いのか分からずグラデーションで描いてしまい、きりっとしない感じがまずいかなっと思いました。

講評よろしくお願いします。

講師より 講評日:2006/10/23

誠実に描かれた好感の持てるデッサンです。
「顔を描く」ことを意識すると、初めのうちはどうしても眼、鼻、口などのパーツに気をとられがちになってしまうものです。naoyanさんの場合もその傾向があって、パーツごとに見ていくとなかなか良く描けています。が、「人間の頭部」といった意識で全体を見た場合、ちょっとちぐはぐなバランスの悪さを感じてしまいます。
顔面のパーツだけに頼らずに、頭蓋骨の形、眼、鼻、口などの輪郭の外側やその他の部分(例えば頬や瞼など)とのつながりの形・様子などに注意をして、むしろそちらのほうに重点を置くくらいの気持ちで描いてみましょう。
また、他のモチーフでも同じことが言えますが、出来るだけいろいろな角度から観察してみたり、微妙な形の変化を手でなでるようにして確認しながら追ってみると良いでしょう。自画像の場合は卓上のモチーフと違って簡単にあちこちから角度を変えてみるということはやりづらいですが、合わせ鏡にしたり、鏡の角度を変えてみたり、工夫してみてください。触る分には自分の顔ですから何の問題もありませんね。

タッチについては、どのような作品をイメージされてのコメントかわかりませんので、なんともいえませんが、必要十分にタッチを活かしたデッサンではないかと思います。ただ、最終的なタッチの目立ち方はこれくらいでよいと思いますが、前述の「形の繋がり」や頬などの一見たいしたポイントがなさそうな、なだらかに変化する形などを、その形の流れや面の変化の様子を意識しながらタッチを入れていくと「形の成り立ち」が理解しやすいかもしれません。

いくつか具体的な注意点を挙げておきます。次回作の参考にしてください。
髪の毛:髪の流れに沿って描いているので髪らしい表情と密度は良く出ていますが「頭部」の立体感が物足りません。髪だけでなく頭蓋骨の形態を意識したタッチを入れてみましょう。また、おでこに髪の影は見えませんか?
あご:首とあごの先端との距離感が感じられません。骨格を確認してみることと、首をしっかり描き込むようにしましょう。Tシャツの首周りももっと観察しましょう。
その他については追々アドバイスをしていこうと思います。

評価3
針金とコピー用紙ラップで包んだ日用品紙立体を描く手を描く新聞を持った自画像 ・ 自画像を描く ・ 文房具を持った手工具を持った手

自画像を描く

自由課題製作

基本的なデッサン力(形態の把握、材質感の描写、構図・構成、など)が、身についていると思われる人を対象としたコースです。
2つの課題傾向(ルーム)を柱として、それぞれのモチーフ設定の自由度を高めた内容になっています。
じっくりと制作していただき、より充実した作品制作に向けてのアドバイスをおこなっていきます。

課題グループ
1:静物課題…卓上モチーフ(自由に設定、室内風景(部屋の片隅など))
2:人物課題…手を描く、自画像を描く、モデルを描く

展開05-B-3
自画像を描く

自画像を描きましょう。
出来るだけ大きめの鏡に自身の半身(胸くらいまで)を映してじっくりと制作してください。動きやポーズに気をつけて、顔面だけになったってしまったり証明写真のようにならないように、構図を考えてください。また、制作する際の室内の光線状態などにも気を配ると良いでしょう。
似顔絵ではありませんから、無理に?美化するなどの気遣いは無用です。また、写真を撮ってそれを見ながら描く、写真模写ではいけません。
2009/01/10 09:00までメンテナンスのため、投稿できません。

投稿者:momo3131
投稿日:2008/11/05

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今回は、鏡をみて斜め横からのライディングで描いてみました。
前回、アドバイスを受けた明るい部分にも固めの鉛筆(2H)を使用してみました。
制作時間は6時間で、使用した鉛筆は2H〜4Bです。
前回と同じ画用紙を使用しています。
評価をお願いします。

講師より 講評日:2008/11/16

凛々しい表情が印象的なデッサンです。前作とは(モデルの)印象がずいぶん変わりましたね。一瞬、別人?と思ってしまいました。
前回の講評でのアドバイスを意識しての制作とのこと、その効果をmomo3131さんご自身ではどのように感じておられるでしょうか。

前作には無かった「眼鏡」が入ってきました。
眼鏡は、描かなくてはならないものが一つ増えてしまうということで、敬遠する人もいるのですが、実は「おいしい」ポイントが増やせる恰好のアイテムです。眼鏡のフレームやレンズによって出来る空間や材質のコントラスト、それらの影が顔面に落ちることによって、頬などの起伏を描くための分かりやすい手懸りが出来ること、レンズのゆがみによって生まれる顔の輪郭のずれなどの形の変化、など絵にメリハリをつけることの出来る要素がたくさん含まれています。ぜひそれらを効果的に活かしたいものです。

この作品ではフレームの存在感の弱い眼鏡を装着しているということはあるもの、眼鏡の存在感・印象が薄すぎるように思います。もっとシャープに、積極的に描写してみると良いでしょう。
例えば鼻と触れる部品や、フレームとまぶたや目のまわりの形との関係(目とレンズの間にどのくらいの距離があるのか、フレームは鼻からどれくらい浮いているのか、など)を、より具体的に、しっかりと描写しましょう。また、レンズ越しにみえる肌とそうではない部分との色調の差はどうなっているでしょうか?光の方向によってはレンズの厚み部分が光って一際明るく見えるところはないでしょうか?
それらに注目して描きこんでみましょう。

目の細部などは、ひじょうに丁寧に、細かい部分までもしっかりと観察していることがよくわかります。この感じが、細部だけに限定されるのでなく、広い範囲に出てくると、もっともっと良くなるだろうと思います。
難しい話ですが、細部の観察力は良いのですが、そこだけを見つめて描くのではなく、その周辺とのつながりやバランスをも視野に入れて描写していくということです。

全体のトーンは前作同様きれいに整理されていると思います。
しかしその一方で、ややメリハリ、しまりに欠けるような印象もあります。これは、ひとつにはライティングの工夫をした中でちょうどメリハリの利きにくいところに設定してしまった、ということも考えられはします。が、筆圧(鉛筆が紙にあたる力)がやや弱いのではないかということも気になります。画用紙の目が粗いので、軽く滑らせるような鉛筆使いでも色がはっきりと乗っていく傾向にあるだろうと思います。でもたまには、鉛筆を鋭く削って、芯にしっかりと力を乗せて、タッチを刻んでいく、という描き方を試してみてください。その方が鉛筆の硬さごとの特徴・色と質の効果を活かす、より効果的な使い方がしやすいと思います。

もうひとつの課題として「陰の中の明るさ」の描写を意識することです。暗いトーンのなかでの変化、トーンの質の変化が欲しいということです。
この作品の中でも、例えば頬の部分などは微妙にタッチが変化しているように見えますので、意識されてないというわけではないのでしょうが、それが画面からはあまり感じることが出来ません。もう少し思い切って、翳りと影の違い、回り込む明るさや反射などでの「ほんのりとした明るさ」を意識してメリハリを強めに描いてみましょう。

盛りだくさんのアドバイスになってしまいましたが、問題意識を持って一つひとつじっくりと取り組んでいきましょう。(U)

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投稿者:momo3131
投稿日:2008/10/26

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今回、初めて投稿します。
来年2月に受験する、高校の美術科の試験が自画像に決まり、初めて自画像を描いてみました。
この自画像に費やした時間は、トータルで7時間位かかりました。
使用した鉛筆は、2H〜8Bまでを使い濃淡を付けたつもりですが、少し黒くなりすぎてしまった様な気がします。
試験まで、あと4カ月しかありませんが、もっと技術を身につけたいと思いますのでアドバイスをよろしくお願いします。
試験では、2時間30分で自画像を仕上げなければなりません

講師より 講評日:2008/10/30

映像的な柔らかいトーンが魅力的なデッサンです。じっくりと時間をかけて描いた密度も大変良いと思います。

この作品の制作にあたっては、写真なども併用しているのでしょうか?
明暗の調子がとてもきれいに整理されていることと、描かれているのが笑顔であるということが、そう思わせます。作品制作に写真を利用すること自体は別に問題は無いのですが、コメントにあるように「入学試験」を意識するときに、本番では(補助的にであっても)写真使用は認められないものと思いますので、注意してください。

写真を併用していないとしたら、このように明暗の調子が整理できる能力は並外れて優れていると思います。
その一方で、無理に(?)笑顔を固定して描こうとすると、いろいろとやりにくい面が出てくるでしょうし、「笑顔という記号としての表情」だけが目に付いてしまうということもありますので、特別に表情をつくるということは無しにした方が良いでしょう。そういった工夫ではなく、構図や動き(ポーズの流れ)、ライティングなどを吟味していくことの方が大切ですし、なにより鏡に向かって(画面で言えば鑑賞者に向かって)、しっかりとした意志を持った視線で見つめてあげることが効果的です。

全体としてよく描けていると思いますが、頬骨の辺りなどの明るい部分の調子・描写がもう少し充実するとより良くなるでしょう。全体の調子がきれいなのであまり気にならずに見えてしまいますが、明部の形が明るさとともに抜けてしまっているようなところがあります。こういったところは固めの鉛筆をしっかりと削ってシャープなタッチを入れていく方法で描いていくと、やりやすいだろうと思います。また、今回は比較的目の粗い画用紙に描かれていますが、あまり紙の目が目立たない表面のなだらかな画用紙なども使ってみましょう。その方が、タッチを活かした描写が経験しやすいでしょう。

また、顔側面の輪郭、髪の毛との境目の形・描写はすっきりと割り切りすぎのように思います。そのために、顔面の奥行き(厚み)や髪の毛との関係などが、ややそっけない感じ・切り取ったような不自然さが出てしまっています。前髪とおでこの関係が丁寧に描写されているのと比較すると、どうしても物足りない感じを受けてしまいます。

入学試験での時間対応に関しては、年末くらいからトレーニングするかたちで良いでしょう。それまでは3〜5割り増しの時間で、じっくりと制作する方が為になります。

入学試験に向けてがんばっていきましょう!(U)

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投稿者:dango3
投稿日:2008/10/10

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ずーっと間が空いてしまいすみません。また宜しくお願いします。仕事から帰ってから2時間づつ2日に分けて描きました。一番難しかったのは私のだんご鼻でした。鼻が高くないので鼻の位置や角度など苦労しました。紙を切らしていてB5の荒めのスケッチブックで描いたので繊細な鉛筆デッサンになりませんでした。

講師より 講評日:2008/10/16

お久しぶりですね。変わらぬ爽やかなトーンのデッサンの投稿、嬉しく思います。

荒目の画用紙を使用してのデッサンですが、その紙の目の効果をうまく活かしています。
目の粗さを利用して、濃い目の調子の中に、点描のように紙の白い色を覗かせることで調子が重くなることを避けています。他の部分では紙目の効果を出さずに、硬めの鉛筆でしっかりと調子をのせています。これらはなかなか見事な鉛筆コントロールだと思います。
それが、dango3さんの爽やかでからっとした、魅力的なトーンの源なのでしょう。

苦労されたという、鼻の描写もなかなか良いと思います。
ただ、欲を言えば、左右の目頭と鼻の関係がもう少ししっかりと描けていたら・・・と思います。そこから鼻の明るい部分へのつながりもじっくりと描写したいところです。急に明るくなってしまう感じなので、鼻が極端に小さいような印象も受けてしまうかもしれません。(まさにそこが苦労されたポイントでしょうか)

左目周辺の描写も良いですね。
しかし、画面全体で見た場合に、左右の目の描写(シャープさ)の印象が大きく違う印象なのが気になってしまいます。ちょっとした鉛筆の濃度や、芯の先端形状の違いで出た小さな変化かも知れませんが、前後の位置感(奥行き)はほとんど変わらないであろう右目が、ピントがぼけているような印象になっています。これがやや不自然な感じを与えてしまっているのが残念です。
左右それぞれを単独で見た場合には、どちらの目もおかしいところはないのですが、両方を同時見てみるとバランスが悪く見えます。
制作時のライティングの影響もあるのかもしれませんが、完成前にチェックしておきたいところです。

その他、左側目尻から、もみあげ、ちらりと見える耳の辺りまでのつながりと位置関係。面積の少ない部分の連続なので、描きにくい部分ではありますが、ここの描写ももう一息がんばって欲しいと思います。
ここも目と同じように、左右の耳の位置関係・バランスが気になってしまうところです。

またの投稿を楽しみにしています。無理せずマイペースで制作して下さい。(U)


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投稿者:mirikuya57
投稿日:2008/09/07

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こんかいは、光具合をつけて描いてみました
肌の質感は前のものとかわりませんが、
今回は、やわらかい感じになったと
思います。

講師より 講評日:2008/09/09

グッと、まとまり・全体感が出てきましたね。しっかりと正面を見据えた視線が、デッサンに対する気持ちを表している様で、好感の持てる作品になっています。
光の方向をわかりやすく設定して、それに注意しながら描いた効果が良く出ているのではないでしょうか。全体の形・調子などのバランスがとても良くなっていると思います。
片方の耳を見せる構成や、横位置画面での制作というのも新鮮で動きのある構図となっていて、なかなか良いと思います。(肩が途中でまっすぐに切れてしまうのは大きなマイナスポイントですが・・・。)

ただ、耳の位置・形が十分に表現されていないのが残念です。
自画像を描く時は、ついつい顔面ばかりに意識が行きがちになりますが、耳というのは目立たぬ大物といった感じで、意外に重要な役割を持っています。耳がうまく描写できると、顔(頭部)の傾きや方向がよりわかりやすく伝わってくれますし、頭の厚み(顔面から後頭部までの距離)も表現しやすくなります。頭部ではポイントとなるパーツが顔正面に集中していますから、顔面以外の頭部側面にある耳は、結構ありがたい手懸りとなるパーツです。
この作品(構図)は、せっかく耳が描けるポーズなのですから、それを効果的に役立てたいものです。

肌の調子(トーン)も全体の秩序の中で自然に感じられて良いと思います。
しかし、画用紙の白のまま(画像ではそのように見えてしまいます)のハイライトがまだまだ多すぎるようです。画面上で同じような調子に描かれている部分同士を、もっともっと見比べていきましょう。そして、ほんの少しでも良いですから違いを見つけて、画面上で差をつけていくように心がけてみましょう。

鉛筆の調子は濃い・薄い(明るい・暗い、白い・黒い)という「色」だけでなく、硬い・柔らかいなどの「質」も同時に作れるものです。色と質を意識的にコントロールできるようになると、黒っぽくなるとか白っぽくなるという様な事は、あまり心配にならなくなってきます。
これは、鉛筆の性能をしっかりと理解するということの実例としてたびたび紹介している、「鉛筆の硬さごとにグラデーションを作成してみる」ということをやってみると実感として解かるのではないかと思います。
硬さの違う鉛筆で同じ明度の調子を作ってみると、調子の持つ「質」ということが理解できると思います。調子を増やす・豊かにするということは、明暗の段階を豊富にすることと同時に質の使い分けということも意味しています。10個の色それぞれを2つの質に使い分けられるとしたら、手持ちの色が2倍の20色あることと同じです。なんとなくお得な感じがしますね。

次回作は、肌を中心に調子の幅を広げるということを意識して制作してみましょう。
この調子でがんばってください!(U)



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投稿者:mirikuya57
投稿日:2008/09/01

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今回は、じっくりと先生方がおっしゃったように、
名刺サイズの紙で、確認しながら描きました。
所要時間は約6.5時間ですが、
自分の満足いくように
描けた気がします。
コメントよろしくおねがいします。

講師より 講評日:2008/09/02

迫力のあるデッサンとなりました。何よりも「自分の満足のいくように描けた」といえる仕事量で観察・追究されたことはすばらしいことだと思います。
髪の生え際や、顔面の起伏、肌の調子(トーン)など、良くなってきたところがたくさんありますね。この調子でがんばってください。

次作品への課題(描写作業上のテーマ)となるポイントを挙げてみましょう。
各部分でしっかりとした手応えが出てきていますが、この先はそれをさらに「全体の秩序」としての魅力に高めていきましょう。簡単に言えば、全体感・各部分のバランスを意識した描写を心がけていく、ということになります。

たとえば、目・鼻・口などの大きさのバランスです。
もちろん個人差のあることですから、絶対的な比率があるというわけではありませんが、目を例にすれば、左右の大きさや位置のバランスにやや違和感があります。前後の距離の違いがあるにしても左目が若干大きすぎるように思います。
また、左右の目がやや離れすぎで、左目が上に寄っています。
さらに、口の大きさと目の大きさを比較してみてください。左目を基準にしてみると口が小さすぎる(口を基準にすれば目が大きすぎる)ように思われますね。
常に大きさや位置のバランスを比較しながら描き進めていくように心掛けましょう。

それから、顔面の調子(トーン)、特に明るい調子に注目してみてください。
例えば、鼻筋、頬、眉の上、小鼻、唇の周囲などの明るさがほとんど同質のものに見えています。写真の画質の影響もあるとは思いますが、同じ明るさ、同じ明暗変化の仕方(グラデーション)が繰り返されると、金属的な硬い質感に傾いていきがちですし、同じ調子のものは同じ位置感(視点から同距離に並列されているよう)に感じされてしまいやすいのです。
つまり、せっかく描いた立体感・奥行き感が効果的に見えてこないということになります。
対策として、明暗の流れが整理しやすい状況で描いてみたら良いのではないかと思います。デスクスタンドなどを利用してスポットライト的に一方向からの光を強調するなどして、光の方向をしっかりと設定して制作してみると、調子の整理がしやすくなります。

各部の大きさや調子のバランスが整っていないということは、最終的に、形のゆがみ、全体の立体感や骨格のゆがみに繋がっていきます。
部分の充実した描写というのは作品の密度・迫力・完成度などに大きな影響をもつものですが、画面全体が自然な空間として感じられ、そこに存在する人間が違和感なく見えるという説得力(リアリティ)を持つためには、画面空間の秩序・いわゆる全体感というものが重要になってきます。部分の描写と画面の全体感、その両方が必要なのです。

ここからがデッサンの本格的な面白さ・難しさの入り口です。
今後もこの調子でじっくりと取り組んでみてください。(U)

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