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第8回 2008/11/19
造形学科 日本画分野
教授 林 潤一
私の受験時代と専門分野選択
私が美術大学を受験したいと思ったのは高校二年生の夏でした。高校一年生の時は高校生活に慣れるので精一杯で、先のことなど考えずにいましたが、二年生になると翌年は卒業年度ということで、将来の事、進学をどうするか、本当に迷い悩み、不安な日々を過ごしていました。
当時、小学校時代の先生が油絵を描いておられることを以前から知っていましたが、何度もその先生のアトリエに遊びに寄せていただき、絵を描く楽しさが先生の生活から伝わってきたことが、美術に興味を持つきっかけになりました。
高校二年生の春に美術クラブに入り、油絵、石膏デッサン、ヌードデッサン、人体彫塑を学び、三年生からは受験のために鉛筆デッサンを始めました。授業が始まるまでの時間や放課後や日曜日など、時間のある限りデッサンをしていました。当時、週に三枚ほど描いていたように思います。美術の先生方や美術大学へ進学された先輩方が放課後指導に来られて適切なアドバイスを頂いたことが大変役立ったと思います。また、美術大学を目指す仲間が何人もいたことも大きな励みになりました。私は美術系大学に進学を決めて初めの頃は工芸分野を希望していたのですが、美術全ての基礎は物をしっかり観察する日本画の写生にあると先生方の教えもあり、自分も自覚して専攻を決めました。今、思い返しますとヌードデッサン、人体彫塑などは、課外とはいえ普通高校では特別なことだったと思います。美術を幅広く恵まれた環境で学べた事、当時の先生方や先輩方、高校には大変感謝しています。
高校で学んだことは進学した大学で大変役立ちました。特に私が選択した日本画という分野は、考え通り写生を基本にしていました。対象をしっかり観察する力、方法、考え方などの基本的なことはこの高校時代にあったと思います。共に学んだ私の友人達は、人体彫塑に興味を持ち彫刻の分野へ、もう一人の友人は家業の関係で染織の分野へ進学しました。
専門分野の選択も難しいことと思いますが、京都嵯峨芸術大学では入学してから分野の変更が可能です。この制度を活用し、本当に目指したい分野で自分を育成していただきたいと願っています。
現在の作品投稿インターバル
- 入門コース 3日間 (本日投稿の場合、次回投稿2009月01月10日より可能です。)
- 実践コース 3日間 (本日投稿の場合、次回投稿2009月01月10日より可能です。)
- 展開コース 5日間 (本日投稿の場合、次回投稿2009月01月12日より可能です。)












